
PATHIBHARA GUEST HOUSE

インドだあ〜
牛だあ〜

やっぱり
ウエルカム・ビール
でも
チョッピリだけ
曰く付きのビール |
昨日は頭が回転しなくて、よく分からなかったのだけれど、イタハリの街まで来てもストライキは続いているようだ。ただし、この辺りまで来ると、阿漕な道路封鎖は一般的ではないようで、昨夜もローカル・バスが乗客を乗せて走っているのを見た。 とりあえず、バス・パークまで行って聞いてみるのが確実だと思い、宿を出ようとすると従業員から止められる。どうやら、国境の街であるカーカルビッタ(Kankarbhitta)まで、バイクで連れて行ってくれる人がいるとのことである。
今回は、お金が必要とのこと。それが当たり前。従業員が言っていた人が来て話を聞くと、彼が連れて行くのではなく、彼の友達に連絡をとってオリエント伯爵を連れて行ってくれるようだ。 肝心の価格交渉に入る。彼が言うには、「4000〜5000ネパール・ルピーはかかるかな」とのこと。この瞬間に、この話は終了。「サンキュー」と言って(ここで日本人なら理解した意味で「OK」と言いたくなる。でも、それは承諾したという意味になることが多いので注意!)その場を離れようとする。 ここで彼は、猛烈に価格が高額になる理由を説明しだす。こういうシチュエーションになると、日本人は押し切られることが多いように思える。でも、オリエント伯爵は、こんなことは慣れっこになっているので大丈夫!!! 「あなたが言っていることは理解できる。そして、その話は宿の従業員からも聞いたよ」と言い返す。すると、「えっ、おまえ説明したの?」みたいな感じで宿の従業員に聞いていた。なにはともあれ、そんなアホみたいな高額料金を払う気は毛頭ない。
しかし、のんびりしてもいられないのが現実。オリエント伯爵のネパール査証は、2012年5月27日までのもの。つまり、今日か明日にはネパールを出国しないとオーバー・ステイとなる。罰金で済むことは知っているし、道路封鎖のせいだとゴネる算段もしているけれど、できることなら“犯罪者”にならずに出国したいものである。 チェック・アウトの時間(12:00−国際的には一般的な時間)になったので、ひとまずチェック・アウトをする。バス・パークまで行って話を聞くとともに、安い宿も探すことにする。 バス・パークまでテクテク歩いていると、1台のバイクが通り過ぎていく。そして、戻ってくる。先ほど後ろに乗っていた女性はいない。どうやら、女性の目的地まで乗せて行った帰り道といった感じである。つまり、彼はバイクに人を乗せて商売をしているという推測が成り立つ。1人旅をするのなら、これくらいの観察眼は必要だと思う!!!
案の定、バイクは停まり(もちろん“停まれオーラ”も出した)、「どこまで行きたいんだ」と聞いてきた。カーカルビッタまで行きたいと伝え、価格を聞くと3000ネパール・ルピーとのこと。 この時の所持金は、3000ネパール・ルピーを少し下回るくらい。インドに入った時の両替用に、1000ネパール・ルピーは残しておきたい(このあたり、抜け目ない自分がいる…)ので実際に使えるのは2000ネパール・ルピーを少し下回る。 価格交渉の結果、1000ネパール・ルピーを残したオリエント伯爵の有り金全部で話がついた。これでも高額なのだけれど、バスの目処がつかないのでベターな選択だったと思う。この状況では、「価格」と「モノやサービス」のバランスがとれていると判断したのだ。
宿に戻ってバック・パックを背負い、またまたバイクでの長距離移動が始まる。昨日の比べると、液晶テレビがないだけ過酷さは軽減されたものの、快適とはいえない移動だった。 やっぱり、バック・パックの重さがコタエルね〜。なんといっても、移動距離は100キロ超えているので…。42歳には、つらいね〜。 このオッチャン、結局、ボーダーの直前まで連れて行ってくれた。お金が絡んでいたとはいえ、なかなか親切だったと思う。そんなわけで、心の準備が整わないままに、無事、ネパール出国。 国境に掛かる橋を徒歩で渡って、同じく心の準備が整わないままに、無事、インド入国。
「あれっ、インドに来ちゃった」てな感じで、インドに入国したオリエント伯爵。インドといえば、旅人を騙したり、食べ物で腹を壊したり、水を飲んで病気になったりという恐ろしげなイメージがある国である。 そんなインドでオリエント伯爵が最初に起こしたアクションは、入国手続きをしてくれたイミグレーションのオッチャン(きっと偉い人だと思う…)に、ネパール・ルピーからインド・ルピーへの両替を頼んだことだった…。なんて脳天気な旅人なんだろう!!!そして、オッチャンは、まっとうなレートで両替してくれた。なんてインド人は良い人なんだろう!!!
国境から目的地まではバスで移動する。おなじみの南アジアのバスの旅である。違っていたのは道の悪さ。今までの最悪のコンディションだったと思う。 目的の街は、予想以上にデカかった。そんなわけで、どこで降りていいのか分からない…。これには困った。すると、バスがたくさん停まっている場所を通り過ぎた。「バス・ステーション?」と聞いてみると、そうだとの答えが返ってくる。まったくの勘だけを頼りに、ここで降りることにする。実際は、バス・ステーションをかなり通り過ぎていたけれど…。 宿の在り処なんて、まったく分からない。降りたところにあった宿で聞いてみると、予想よりも少し高い。なので、とりあえずパス。というか、オリエント伯爵のインドのイメージといえば、旅人が降り立つと、あちらこちらから客引きやリキシャの一団が押し寄せてくるはずなのだけれど…。こっちから、リキシャに声をかけたくらいだった。でも、英語が話せないようで…。
少し歩いていると、ついに客引きのリキシャが登場!!!待ちわびていたよアンタのことを!!!「安いホテルを知っている」というオッチャン。いくらと聞くと、20インド・ルピー…。いやいや、宿の価格はいくらなのと再度聞くと、10インド・ルピーでいいよって…。完全に会話が成立していない(笑)! やっと、オッチャンは250インド・ルピーの宿を知っていることが判明した。ここで、「もし250インド・ルピーの宿に泊まれなかったら、お金は払わないよ」と一言添えておく。 オッチャンには不幸なことに、行く宿行く宿がフル…。かなり頑張って漕いでくれたので、「20インド・ルピー、払っちゃおうかな〜」なんて思っていた。しかし、オッチャンを更なる不幸が襲う。 ある宿でフルと言われた後、宿のオーナーが外まで出てきた。オーナーは英語ができる。そこで、「250インド・ルピーの宿を知っていると言ったんだけど、彼は本当に知っているの?」とオーナーに聞いてみる。返ってきた答えは「知らないってさ〜」。 どんなに頑張って漕いだとしても、宿に泊まれないとどうしようもないでしょ!「じゃあ、自分で探すわ」と言って、リキシャを降りて歩き出すオリエント伯爵。もちろん、10インド・ルピーは払わなかった。酷いとは思わない。「価格」と「モノやサービス」のバランスを考えれば、当然の結果である。
自分で探しても、フルか高額かのどちらか。すると、「宿を探しているのかい。250でどうだい。」と声をかけてきたインド人。案内してもらって(なぜか案内人は2人になっていた)、この宿にチェック・インすることに。宿の従業員は「バッド・ルーム」と言っていたけれど、オリエント伯爵にとっては十分な感じ。 ビールが好きだと言うと、俺たちも好きさと言って、買える場所に案内すると言う。この時点で、怪しさ満点(笑)。その前にATMに行くと言えば、ATMの前で待っている。ビールを買える店は、その場で飲むこともできるタイプ。なるほどね〜。買わせておいて、一緒に飲もうという魂胆ね!部屋で飲むからと言って、戻ろうとすると、俺達の分も払ってくれと言ってくる。 「だったら、最初に言えよ。今、それを言うのはおかしいだろ。」とチョッピリだけ(?)キツメに言うと、退散していった2人組。実際、最初に言われていれば、案内料を払ってでも案内してもらっていたかもしれないのだ。
晩飯は宿の前の屋台で食べる。焼きそばみたいな麺だった。なかかな美味い。一緒に食べていたインド人と少し話をする。う〜ん、思っていたインド人とは違うな〜なかなかフレンドリーで興味深いぞ!食べ終わった後に、普通に屋台の水を回し飲み。早速、ミネラル・ウォーターじゃない水を飲んでいるオリエント伯爵。 宿のレセプションで次の目的地までの行き方を聞く。どうやら、早朝にバス・ステーションに行っての一発勝負らしい。そこで、「冷たい水を買いたいんだけれど、どこに売ってるの?」と聞くと、冷蔵庫から冷やした水を出してくれる。値段を聞くと、「フリー」とのこと。もちろん、ペットボトルのキャップは一度開けられていたので、純粋なミネラル・ウォーターではない。どうしたかって?もちろん、感動しながらもらって部屋に戻ったとさ!そして、普通に、ガブガブ飲んだとさ!!!
インド。初日から、楽しいなあ〜!!!
*ネパールの旅は、ストライキの影響で困難を極めました。 それだけではなく、ストライキの影響で葉書を出すこともできませんでした。 1日も早く、素晴らしい国に戻ることを願っています。
ネパールの「サガルマータ国立公園」は世界遺産であり、オリエント伯爵基準にも合致する。厳密には、この世界遺産を訪れてはいない。しかし、ネパール側からではなく、チベット側から眺めている。せっかく眺めたので、簡単に記すことにする。なお、詳細は、以下の旅日記を参照していただきたい。 2012.05.11 シガツェ→エベレスト・ベースキャンプ 2012.05.12 エベレスト・ベースキャンプ→ダム 観光地としての「サガルマータ国立公園」の評価は、「★★★★☆」である。やはり、世界で一番高いところを眺めることができるのは素晴らしいことだと思う。 今回は、天候に恵まれたものの、悪天候で何も見えなければ、評価が一気に下がることは容易に想像できる。車で登ったとはいえ、5000mを超える高地にいることは想像を絶する苦痛を伴う(平気な人もいる)。何も見えなければ、苦痛を味わいに行っただけということも十分に想定できる場所でもあるのだ。 |