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ブータン
 
インド
  2012年5月  
 
イタハリ→シリグリ シリグリ→ジャイガオン
→プンツォリン
→ジャイガオン
ジャイガオン→シリグリ
 

 

Giriraj Tourist Complex



こちらは車両が通る


こちらが人が通るゲート


歓迎されている?


チベットが
懐かしく思い出された
ここブータンは
チベット仏教が国教なのだ


橋にもチベット仏教の影響


街並みもインドとは違う


自然は格段に美しくなる
この川の下流では
子どもが泳いでいた



お茶目な店も発見
ナイン・イレブン?


あの山の向こうには
どんなLifeがあるのだろう



ブータンのローカル・ビール
見〜つけた!
 予定通りに、今日は早起き。天気は、曇天から雨模様…また曇天といった感じ。雨季になってきた証拠なのかな〜。でも、ちょうど、宿から出発する時には曇天だったので、よかった、よかった!
 宿をチェック・アウトするときに、バック・パックを預ける件でレセプションで揉める。昨日のスタッフは、「置いていってもいいよ」と言っていたのだけれど、今日のスタッフは、「置いていくことはできない」と言う。意地悪ではなくて、ラゲッジ・ルームがないので安全性に自信がもてないという理由。
 どうせ戻ってくる街なので、できれば大きな荷物は置いていきたいところ。交渉を試みるも、安全性というポイントは大きいらしく、結局はバック・パックを預けることはできなかった。考え方を変えれば、それだけ旅人のことを気遣ってくれているともいえる。

 ジャイガオン行きのバスは、宿のすぐ近くのバス・ステーションから出るとのこと。昨日の勘は、恐ろしいほど冴えていたことになる。南アジアらしい混沌としたバス・ステーションの中を、「ジャイガオン」と言いながら歩き、教えられた方向に進んでいく。冷静に見ると、なかなか間抜けな光景であろう…(笑)!
 バスまでは到達できたものの、ジャイガオン行きではないとのこと。しかし、バスはジャイガオンのすぐ近くまで行き、そこで乗り換えれば30分もかからないそうだ。他も選択肢もあっただろうけれど、そのバスに乗ることにする。
 シリグリからジャイガオンまでの道も、悪路というにふさわしい状況だった。アスファルトで舗装してあるのだけど、あちこちで陥没して穴になっているのだ。今までの経験では、ところどころ陥没している道は山のようにあった。しかし、常に陥没している道路が続いているのはインドが初めてである。
 乗り換えも無事に終了し、ジャイガオンのバス・ステーションに到着した。8時間程度を覚悟していたけれど、4〜5時間の移動だった。街までは少し距離がありそうだけれど、散歩がてら歩くことにする。街に入って少ししたところにある宿にチェック・イン。

 ところで、ジャイガオンという、日本人にはまったく馴染みのない街に来たのには理由がある。なんと、この街は、ブータンとの国境にあるのだ。ブータンといえば、入国者数に制限があるだけでなく、旅をするには旅行会社を通す必要があり、費用は1日200アメリカ・ドル以上使わなければならないという国である。貧乏人のオリエント伯爵には、絶対に行くことのできない国なのだ。
 しかし、“プチ・ブータン”を体験できる可能性があるのが、ジャイガオンと接する街であるプンツォリンなのだ。ブータンとインドは、とっても仲良しなので、両国間の行き来は外国に行くとは思えないほど自由。その一例として、ジャイガオンとプンツォリンの間は、パスポートはもとより、一切の証明書を提示することなく行き来することができる。
 「それなら国境がないのと同じじゃないか!」と思ったアナタ。心配は無用なのですよ!まず、プンツォリンの先に行くには、きちんとしたイミグレーションがあるので、フリーパスで入国すると行動できる範囲は限られている。そして、徒歩でしか入国できない。更に、宿泊することもできない。そして、最大のポイントは、フリーパスで入国できるのはインド人とブータン人のみなんですよ!!!

 この「インド人とブータン人のみ」という点が、オリエント伯爵にとっては唯一であり最大の問題点。だから、“プチ・ブータン”を体験できる「可能性」と書いたのだ。オリエント伯爵は、日本国籍をもち日本パスポートをもつ日本人。しかし、一切の証明書を提示する必要がないということは、ゲートにいる係員がオリエント伯爵のことをインド人かブータン人と思えば入国できるのだ。
 宿の従業員に、「どうだろうねぇ〜」と聞いてみると、「わたしには、ネパール人にしか見えない」と言われた。その言葉を信じて国境に向かう。観光客だと思われないように、さり気なく徒歩用のゲートを探す。ある路地に入ってみると、偶然、路地の入り口にゲートを発見。さり気なく通過してみる…んっ?…こんなに簡単でいいの???

 無事、インド/インド共和国を出国。
 無事、ブータン王国に入国。

 プンツォリンの街は、インド人が自由に行き来できるので、本当のブータンを味わうことができたとはいえないと思う。それでも、「0と1はぜんぜん違う」のである。
 普段は観光地でも街歩きなどあまりしなのに、この日は3時間近くもプンツォリンの街をぶらついた。インドが柵の向こうに見える。ほんとに1歩だけの違いなのに、街が綺麗で、自然が美しい。薄曇りだったのが残念!
 ブータンの国教であるチベット仏教の影響を感じることもできた。マニ車を回してる婆ちゃんを発見。チベット以来だ。う〜ん、チベットの旅が懐かしい。Chopperさん、Ekkaさん、OHさん、みんな元気で、素敵な旅を続けているかな?

 街並みは、インドよりはチベットに近い。でも、特に街並みについては、プンツォリンだけではなんとも言えないだろうな〜。ブータンの田舎に行きたくなるなぁ〜。街にはチベット国旗をあしらったTシャツを着ている若者がいたりもした。チベット語で挨拶しちゃった!!!無茶苦茶、驚いていた!!!
 街歩きをしていると、ビールを売っている店を発見。ついつい、「ブータンのビールなの?」と聞いてしまう。「これがブータンのビールさ」と言われれば、ついつい飲んでしまう…。これが、冷えていて美味かったんだな〜。後で気がついたんだけど、アルコール飲料を売ったり提供したりしている店がとても多い。インドから飲みに来ているのかな?
 それにしても、煙草を吸っている人を見かけない。道路端では吸いづらい雰囲気だったので、路地の奥にある空き地で煙草を吸った。後で調べたら、ブータンって、禁煙国家なんだって!煙草吸ってたところ通報されてたら逮捕されたのかな???
 こんな感じで、“プチ・ブータン”の体験は終了。「0と1はぜんぜん違う」んだけど、「2」も「3」も知りたくなる国だった。出国は入国とは異なるゲートから。入国時と同じく、さり気なく通過する。

 無事、ブータン王国を出国。
 無事、インド/インド共和国に入国。

 宿に戻る途中でマンゴーを買う。ここ連日のハードな移動で、身体が疲れていることを感じる。久しぶりの果物で、身体のバランス、整えましょう!
 疲れは本物のようで、マンゴー食べたら恐ろしいほどの睡魔が襲ってくる。まるで、睡眠薬を盛られたかのようだ(盛られたことはない…)。為す術もなく一眠り。夕方、頑張って起きて、宿の近くで晩飯。インドでの初カレーは、イマイチ…。
 

 
イタハリ→シリグリ シリグリ→ジャイガオン
→プンツォリン
→ジャイガオン
ジャイガオン→シリグリ
 

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