世界旅HOME   東アフリカ   ジンバブエ   2013年10月  
 
マシンゴ マシンゴ→ブラワヨ ブラワヨ
 

 

BACKPACKERS REST

なにをするでもなく
3泊もした

けっして良い宿ではないのに
3泊もした

スタッフは
思っていたよりも
親切だった

ジンバブエ人
良い人も多いのだ

ただ
ジンバブエという国は
いただけないけど

それと
悪いジンバブエ人も
多いことを忘れてはいけない

アフリカ出国まで
あと6日(笑)

インドのように
中央アジアのように
時が経てば
アフリカも
懐かしくなるのだろう

でも
今の正直な気持ちは



早く脱出したい


 胃の痛みは、以前継続中…じゃない!!!ほとんど気にならないくらいに回復した。原因がストレスだと分かっているので、ストレスを感じないように感じないように努力をした賜物(笑)。気のもちようで、ある程度はストレスって軽減できるでしょ!
 今日は、ジンバブエの西の街ブラワヨへ移動する。昨日までに宿のオバちゃんたちから情報は収集済み。どうやら、宿から徒歩3分くらいの場所からミニバスに乗れるらしい。ただし、9時までには乗らないと、ミニバスはなくなっちゃうそうだ。

 8時過ぎには、オバちゃんに教えてもらった場所に到着。少々出発が遅れてもいいので、シェア・カーに乗ることにした。これも、ストレス軽減の手段の1つ。価格はあまり変わらないのは知っている。
 オリエント伯爵が乗客第1号だったけれど、9時過ぎには満員になって車は出発。第1号だったので、助手席をゲット。ははははは!!!ストレスを感じる気配すらないぞ~。
 シェア・カーの乗客は、乗ったり降りたりを繰り返す。1時間と少し走ったくらいの街でオリエント伯爵以外の乗客は全員降りてしまった。この街で客待ちとなるようだ…と、思っていた。
 なんと、この街で降ろされた…。「ブラワヨに行くって言ったじゃん」と言ったら、「これから乗客が集まるまでには時間がかかりすぎる」と逆ギレされた。おまえ…

馬鹿だろう~!!!

 ここはアフリカ、ストレスを感じずに移動することなど不可能な地。どうして、よってたかって、アフリカを嫌いにさせようとするのか…。見事なチーム・プーレとしか言いようがない。まあ、チームという自覚はないんだろうけど…。

 ここがどこだかは、ぜんぜん分からない。偶然に、ブラワヨ行きのミニバスが来たので、それに乗ることにした。あ~あ、またミニバスか~。拷問のような移動が始まった…。
 ところがどっこい、このミニバス、なかなかにデキる!!!腐れ警官の検問には、賄賂を払ってさっさと通過していく。というか、腐れ警官が存在していること自体に問題があるんだけれど…。ちなみに、88ヶ国を訪れて、ここまで警察官が腐っている国は初めて。警官が腐っていることで有名な中央アジアは全5ヶ国訪問したけれど、まったく比べものにならないほどジンバブエの警察官はヒドイ。

 警察官が腐っているには原因がある。それは、この国が、世界的に見ても有数な「ダメ国家」だからである。昨日の日記で、ロバート・ガブリエル・ムガベという人物を紹介した。コイツが諸悪の根源である。
 ムガベは、ジンバブエの初代首相である。当時のジンバブエ大統領は行政権をもっていなかったので、ジンバブエの行政の長だったことになる。首相時代のムガベは、白人勢力と黒人勢力の融和に努め、「アフリカでの黒人による国家建設のモデル」とまで賞賛される。
 白人勢力の協力により経済は順調に伸長し、医療や教育に予算を投入したことで、乳児死亡率を引き下げ、識字率を上げることに成功。「ジンバブエの奇跡」と呼ばれた。1987年には行政権をもったまま大統領に就任、1994年にはイギリスから“ナイト”の爵位が与えられた。

 1999年、内戦が再発したコンゴ民主へ派兵。親交のあったコンゴ民主のローラン・カビラ大統領を助けることが大義名分であった。しかし、ムガベ一族がコンゴ民主領内に保有する資産を守るためとの見解もある。
 この派兵は思ったような効果をあげられなかった。更に、軍事面に専念するあまり、ジンバブエ国内の経済は悪化、医療や教育もおざなりとされる。
 こうした背景のなか、ムガベは、黒人の人気取り政策を実施する。「ファスト・トラック」と呼ばれるものである。2000年に開始されたこの政策は、白人所有大農場を強制収容して、共同農場で働く黒人農民に再配分するものであった。

 こんな政策が成功するバスはなく、農業ノウハウが失われ生産は激減、更に干魃がジンバブエを襲う。経済はたちまち崩壊し、第二次世界大戦以降最悪と言われるインフレーションが始まった。
 このような経済混乱に加え、独裁政権に対する不満、エイズやコレラの蔓延、失業率の上昇(一説には80%…)、犯罪の増加、治安の悪化と、絵に描いたようなダメ国家に転落した。
 しかし、ムガベは権力を手放す気はなく、批判勢力には強権をもって封じてきている。例えば、2007年には、警察によって、活動家のギフト・タンダレが暗殺されている。また、2008年に行われた選挙では、与党が敗北したとみられているけれど、選挙結果を公表せず、対立候補に弾圧を加えて立候補を取り下げさせた。
 ちなみに、2008年には、ナイトの称号を剥奪される。これは、ルーマニアの独裁者だったニコラエ・チャウシェスク大統領以来2人目の不名誉な出来事である。

 これが、ジンバブエさ!!!いや~、「アフリカでの黒人による国家建設のモデル」だって?ある意味、そうかもしれないね。この国が、1つのモデルだよ。
 勘違いしないでほしい。ジンバブエのような独裁政治にたいして、皮肉を込めて言っているのではない。民主主義になったって、大きな変化は望めないだろう。なぜならば、アフリカの民衆が愚かだから…。
 更に、勘違いしないでほしい。世界中の民衆だって、そうとうに愚かな歴史をもっている。レーニンによってソビエトが建国されて多くのロシア国民は喜んだはずだ、ヒトラーによって強いドイツが戻って多くのドイツ国民は喜んだはずだ、東条英機によってアメリカと開戦を決めたとき多くの日本国民は喜んだはずだ、トルーマンが命令した原爆投下によって多くのUS国民は喜んだはずだ、毛沢東が文化大革命を始めたとき多くの中国国民は喜んだはずだ。
 問題は、こうした愚かな歴史を、いかに反省しているかということである。まあ、例に上げた5つのケースでは、US以外の国民は反省していると思うけど。こうしてみると、US国民の愚かさが良く分かる。個人的には嫌いな国民だ…。
 アフリカの人々よ、自らの愚かさに気づくべきだ。そして、より良い明日をめざしてほしい。そうしなければ、あなた方の国は、100年後も今より良くなっていることはない。
 これは、日本国民も同じであるし、オリエント伯爵自身もまた、同じであると考える。“より良く”という気持ちを持ち続けることは難しい。しかし、難しいからトライしなくていいなんてことはナイ!!!

 で、そんなジンバブエのミニバスの旅…。無事にブラワヨの街に到着。ガイドブックを見せて、行きたい宿のアドレスを伝える。Hiishiiさん、ホントに助かってます!任せとけ的なオッちゃんの態度に一安心。
 ミニバスが停まって、オッちゃん一言…こっからタクシーに乗れ…。やっぱり、ここは腐れ国家ジンバブエだった~!!!チョッピリ怒りモードで拗ねてみた。すると、オッちゃん、バスに乗ってなと言って、宿の近くまで連れて行ってくれた。まあ、後で分かったんだけど、宿のすぐ近くをバスは通り過ぎていたようだ…。そんなわけで、素直にオッちゃんに感謝する気持ちにはなれず…。

 さて、宿がある通りにはいるんだけど、宿がどこかは分からない。しかし、ブラワヨの街には番地が書いてある建物がいくつかある。その数字を目印に宿探し。ちなみに、人にも聞いてみたけど、間違った情報しかゲットできなかった…。
 無事に宿発見。さて、この宿、『地球の歩き方』という超有名ガイドブックに掲載されている。最新版になって扱いも大きくなっている。ところが、合っていたのは住所だけ。価格は5倍になっている、朝飯付きじゃなくなっている、コーヒーと紅茶のサービスはなくなっている…。いいんですよ、分かってるんですよ、住所だけでも合ってて良かったね…。
 まあ、価格の高等は予期していた。とはいえ5倍とは驚いた。そう、ジンバブエのインフレーションは、いまでも収まっていないのだ。それにしても編集部さんよ、もう少し責任もって出版しなさいよ!!!
 

 
マシンゴ マシンゴ→ブラワヨ ブラワヨ
 

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