
こんな感じの船
見た感じは普通の船

こんな感じの下船風景
見た感じは難民船

スーダンの旅が始まった
1本の道が
どこまでも続いている
道端の木々は
あっという間に姿を消し
砂と岩の砂漠が広がる

こんな感じの
ミニバス
いわゆる1BOX

ナイル川の夕陽
アフリカの太陽は
赤くて大きい

スーダンは
イスラム国
スーダンは
アルコール飲料が買えない国
というわけで
ウェルカム・コーク |
フェリーでは、とりあえず寝ることができた。そうとうに、頭が朦朧としていた記憶はある。過酷といわれる、このフェリー。実際に乗ってみると、そこまで過酷ではなかったと思う。
いろいろな方からの情報のおかげで、心の準備はできていたし、早めにフェリー乗り場に行ったり食料を用意したりといった物理的な備えもできていたからだと思う。本当に、ありがたいことである。お世話になった皆さま、ありがとうございました!
何が一番過酷だったかって言えば、無茶苦茶に暇だったことかな(笑)。6人組として、同じ方向性でテンションが上がらなかったこともあって、なんとなく過ごした24時間という感じになってしまった。
下船で、またまた、一悶着(笑)。なんと、入国に関する手続きが、もう1つあったようなのだ。パスポート・コントロールと、ドキュメント記入の2つがあるのは、事前に教えていただいていたこと。入国カードの記入が、ドキュメント記入だと思っていたのだ。
人混みに逆流して、再度、船内に戻っていく。いやいや、なかなかに上陸させてもらえないようだ(笑)。ドキュメント記入を終えて、再び上陸を試みる。何か言っていたけれど、たいした問題ではなかったのか、上陸に成功した。
港からカスタムまでバスで移動。カスタムでは荷物チェックをされそうだったけれど、いつもの調子で“にこやかに対応”していたら、結局、何もなく通過することができた。これにて、入国手続が完了!
無事、スーダン共和国に入国。
ここから、近くの街、ワジ・ハルファまで移動する。2キロほどの距離なのだけれど、ツーリスト・プライスが存在すると聞いていた。この段階では分からなかったのだけれど、この後に経験するスーダンの交通価格を考えれば、確かにこの価格は酷すぎる。
少しばかりの駆け引きの末、少々の値引きには成功した。別に、ツーリスト・プライスがあったっていいんですよ。というか、今までだって、ツーリスト・プライスで買い物してるので(笑)。ただ、それをそのまま受け入れても良いなって思う場面もあれば、ちょっと何とかならないかと行動したくなる場面もあるし、言動無用で拒絶したくなる場面もある。何回も思ったことだけれど、価格はモノとサービスの対価ですから!
ワジ・ハルファの街で両替。エジプトのアスワンで両替したときには、1USD=6.5SDGだったのが、ワジ・ハルファでは6.7SDGだった。次にめざすは、ドンゴラの街、この辺りの広域自治体の中心都市である。
エジプトでの経験と、フェリーでのカオス、更には、ワジ・ハルファの港での法外なツーリスト・プライス。この流れに乗ってしまっていたために、オリエント伯爵、ここでは間違いなくナーバスになっていた。トランスポートの価格交渉にしても、視野が狭くなっていたように思える。
値段交渉に手間取れば、時間がかかるわけで、そうなると到着時間が遅くなるのは明白で…、もっと、大局を考えて行動できないとアカンと反省した、ワジ・ハルファの街だった。ここは、正直、失敗…。
夜遅くに、ドンゴラの街に到着。ここでの宿選びでも、6人組の足並みは乱れることになった。元々、みんな1人旅だったこともあって、意見を統一することが難しいこともある。更に、行動スタイルも異なるので、そのあたりも難しいのが現実…。
先に書いた、ナーバスな感覚を、1人1人が多かれ少なかれ、無意識のうちにもっていたのもあるかもしれない。オリエント伯爵も、この時点では、ナーバスな感覚をもっているとは気がついていなかった。
こうして、少しばかりの違和感をはらみながら、6人組は、スーダン初の街、ドンゴラの宿にチェック・イン。すでに24時になろうかという時刻だったけれど、夕食を食べに街に出かけることにした。
ここで、本格的にスーダン人との絡みを初体験。「イイ人の住む国」として日本人旅人の間で有名なスーダン。しかし、今までの体験では、そんなイメージをもつことはなかったのが現実。
で、ここでの初めての絡みを体験してみて、何か変わったことがあるかと問われれば…はい、スーダンはイイ人の住む国です!!!無茶苦茶にフレンドリーで、無茶苦茶に優しいやんか〜!!!結局、この日の夕食は、スーダン人にご馳走になったのだ。
ただし、ご馳走になったのは、6人組の中では、オリエント伯爵1人。これは完全に偶然。スーダン人がテーブルに招いてくれたタイミングと、各人の立ち位置の問題だった。招いてもらった側のオリエント伯爵が声をかけるわけにもいかず、変則的な形となってしまった。他のメンバーからも絡みがなかったので、他のメンバーは、スーダン人と一緒に食べたくなかっただけなのかもしれないけれど…。
同様のことは、フェリーでもあったので、気にしなくて言いといえば、それまでのこと。今回は、オリエント伯爵がご馳走される側だったので、ちょっぴり気になっただけである。6人ものグループとなると、いろいとあるものなのかもしれない!
こうして、夕食タイムは終了。宿へと戻る。その後、Chanさん、MIさん、Tshiさんが別行動をとることに決定。一足先に、スーダンの首都ハルツームに向かうこととなった。
1人1人の方向性は違うので、無理をしてまで一緒に行動することはない。そう、みんな最初は1人だったのだ。アスワンでの長期滞在、スーダンまでのナーバスになる移動、そういったことを経て、ある程度、各人の方向性が浮き彫りとなったのは良かったことだと思う。
そして、その方向性に合わせて、別行動をとることにも違和感はない。繰り返すけれど、最初は1人だったのだ。更に、このチームは、Kekeさんとオリエント伯爵が最初に立ち上げたもの。そこに、メンバーが集まってきた。「アフリカ東部を南下」という大きなテーマに違いはないものの、細部になってくると違いが出てくるのは当然のこと。
旅は、旅の当事者がメイキングするもの。もちろん、時として“お任せ”はあるものの、お任せにするかどうかも当事者が決めればよいこと。こうして、ここからのスーダンの旅は、Kekeさん、Mさん、オリエント伯爵の3人組で続けていくことになった。 |