世界旅HOME   西アジア   トルコ   2013年4月  
 
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OTEL Fatih
 さあ、今日はオリエント伯爵基準の世界遺産を訪れることにしよう。目覚めは完璧。セットになっている朝食を食べて、パッキングの仕上げをして、チェック・アウト。
 宿の近くからミニバスに乗ってオトガルへと向かう。ここでも親切なトルコ人のニイちゃんが、乗るバスを教えてくれた。ちなみに、どのバスでもオトガルには行くらしい。それでも、気にしてくれるあたりがトルコ人の親切さを物語っているように思う。
 ミニバスのドライバーに料金を支払う。「いくら?」って聞いたら「2リラ」とのゼスチャー。「けっこう高いんなだなあ〜」と思って払うと、お釣りをくれた。小さいことかもしれないけれど、お金をごまかさないあたりに、トルコの良さを再認識させられる。
 大都市でも、地方都市でも、ツーリスト・エリアを離れると、トルコという国はホントに違った顔を見せてくれる。イスタンブル、パムッカレ、カッパドキアという“黄金コース”だけを訪れたのでは、この感覚は味わえないと思った。

 オトガルに着いて、まったく関係のないメトロ(バス会社)のブースで、世界遺産のあるディヴリーイまで行きたいと聞いてみた。これが、ホントに無愛想で有名なメトロの社員なのかというくらいに親切な対応。電話をかけてディヴリーイ行きのバスを運行している社員をよくでくれ、チャイまでご馳走になった。
 で、やってきた社員に“いちおう”聞いたみた。「今日の18時までに戻ってこれるよね!」って。すると、帰りのバスは12:00と16:00とのこと。所要時間は3時間…。えっと〜足し算すると…戻れんがな!!!
 もちろん、12時のバスに乗れば戻ってこれる。でも、スィヴァスからの始発が9時なので、ディヴリーイに到着するのが12時。当然に、このバスに乗れるはずはない。
 いつもらなば、「ノー・プロブレム」を連発するであろうトルコ人が、この時ばかりは「インポッシブル」が多数派を占めた。というか、「ノー・プロブレム」と言っていたのは、わらわら集まってきた10人弱のオッちゃん達の中で1人だけ。こりゃ、無理だね(笑)…。こうして、ディヴリーイ行きは諦めることとなった。

 街までは歩いて戻ることにした。まあ、時間があるしね(笑)。宿に戻って、レセプションで行けなかったというと、意外にも深刻な雰囲気。いやいや、怒ってませんよ。
 後で顔を見せた、昨日「行けるぜ!」と言っていたニイちゃん。最初はオリエント伯爵が9時に間に合わなかったと思ったらしい。でも、そうではないと知ると、こちらも少々気まずそうな感じ。こんな感じ、日本以外では、そうそうお目にかかれない。でもね、怒ってませんけど…。
 世界遺産に行くことだけを目的に旅をしているのだったら、きっと怒っただろうと思う。でも、それだって自分で調べなかったことも原因の1つなのだ。昨日の段階で、帰りのバスまで、突っ込んで聞いてもいない。曖昧なままの情報で打ち切ったのは、他でもない自分なのだ。
 それ以上に、世界遺産に行けなくなって、このスィヴァス行きで、たくさんの楽しいことがあった。それで十分なのだ。それに、宿のスタッフの「あちゃちゃ〜間違ったこと教えちゃったよ…」という空気は、日本人であるオリエント伯爵にとって、けっして不快なものではなかった。

 宿のロビーでのんびりしていると、日本人の旅人に出会った。お名前はHocchiさん。4ヶ月ほどの予定で、旅のメインはフランスからスペインの巡礼街道を歩くことらしい。これまた、興味深い方と出会ったものだ!
 イスタンブルのホストの方とも連絡がとれた。明日は、彼女のオフィスへと向かうことになった。夕方まで、オフィスに滞在させてもらえるとのこと。今回のイスタンブル滞在は、アジア・エリアである。やっぱり、ツーリスト・エリアを外れると、本当のトルコ人の親切にふれられるんだなあと実感する。
 バスの時間が近づいたので、市内にあるオフィスに向かう。Hoochiさんが見送ってくれた。ありがたいことである。セルヴィスに乗ってオトガルへ。こんな短い移動でも、トルコ人が興味深げに話しかけてくる。
 バスにのってイスタンブルへ向かう。途中の休憩地点で、同じセルヴィスに乗ったオッちゃんがチャイをご馳走してくれた。トイレまでご馳走してくれた。
 トルコの旅も残り少なくなってきた。この国が、お気に入りの国としてリスト・アップされることは、ほぼ間違いないと思われる。楽しいなあ。トルコって!!!
 

 
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