
Red door

クラリェヴォの街
普通の街である |
ついにベオグラードを移動する。長かった7泊8日のベオグラード滞在だった。すでに書いている通りに、これといって、何もしていない1週間だったけれど…。 「11時にチェック・アウトだからね」と10時過ぎに言われた(笑)。どうしても、このオネエちゃんとは、しっくりこないままに終わるようだ。長い旅の途中には、そんな出会もあるだろう。
調べ残していたことを調べ、すっかりと慣れたパッキングを終え、時間までにチェック・アウト完了。バスの時間まで、そんなに待たなくてもいいので、そのままバスTに向かうことにする。 宿からバスTまでは、歩いて5分程度。しかも、下り坂なので苦もなく到着。チケットを購入して、バスの到着を待ち、バスが来て、バスに乗り込む。何もしていない1週間だったので、特に感慨深いわけでもなく、いつも以上にあっさりとベオグラードを後にする。
バスの中は、基本的には“おやすみタイム”だった。ときおり起きて、車窓を眺める。セルビアには、そろそろ春がやってきたようだ。うららかな春の陽射しの中を、今までのヨーロッパと比べると、少々ボロっちいバスは走り続ける。 途中、街も通過した。ベオグラードと比べると、間違いなく美しい女性が多い。「スラブ国家=美人国家」という図式が崩れたと思っていたベオグラード滞在。どうやら、ベオグラードが特例のようだ。
クラリェヴォのバスTに到着。次の移動について、カウンターで聞いてみることにする。でも、英語が通じなかった…。“明日”とか“タイム・テーブル”があかんと、情報を聞き出すのが難しくなる。 すると、スッとオニイちゃんが近寄ってきて、通訳をしてくれる。ベオグラードでは希薄だった“親切心”。なんだよ、セルビア、イイ国じゃんかよ〜!こちら方面でも、ベオグラードは特例だったようだ。 どうやら、この街には1泊だけの滞在で大丈夫のようだ。まあ、どうなるかは実際に行ってみないと分からない予感がしたけどね…。だんだん、旅のスタイルが、ヨーロッパ・テイストからアジア・テイストに変わっていくのを実感。
宿を探していて、痛恨のミスをしたことに気がつく。ホテルの住所は英語表記なのでラテン文字。でも、地図も看板もキリル文字なんだなあ。問題なく見つけられればいいけれど、この日は目星をつけていた宿が見つからない。 たまに、ネットで調べた地図が間違っていることもあるので、準備は入念にしておきなきゃならないのに…。でも、オリエント伯爵のキリル文字読解力によれば、今回の地図は間違っていないように思える。もちろん、オリエント伯爵のキリル文字読解力は、かぎりなく怪しいんだけど…。
オバちゃんに聞いてみると、違う場所だと言われた。そっちに向かってみるけれど、この場所でいいように思ったので、すぐに引き返すことにする。地元の人の声を聞かずに、自分のキリル文字読解力を信じる。 この無謀とも思える行動が、結果的には正解だった。違う人に聞いてみると、ここでいいとのこと。ほらねっ!!!でも、住所の場所に宿なんて見つからない。 このとき道を聞いた、親子連れらしいオバちゃんとオネエちゃん。ビルの人に聞いてみたりしてくれる。オバちゃんの方が、とっても親切にしてくれた。なんと、入口は通りの裏側にあった…普通の外国人には、絶対に分かりませんから(笑)!!!
ちょっぴりディスカウントを試みる。朝食抜きなら、その値段でイイって言われた。15秒だけ迷って、朝食抜きを決断。このレセプションのオネエちゃんも、とってもイイ感じの人。更に、美しい!!! 夕方にバスTを再訪問。やっぱり、英語が通じなくて、欲しい情報を得ることはできなかった…。どうやら、明日は、“トライ”の精神で立ち向かわなきゃいけないようだ。 それにしても、“ホテル”は完全個室で落ち着くけれど、キッチンもないし高いし…違う意味で、落ち着かないなあ〜!!! |