世界旅HOME   南ヨーロッパ   セルビア   2013年3月  
 
ベオグラード ベオグラード ベオグラード
 

 
   この日も、ダラダラと起床。予定では、今日、ベオグラードを出発だった。昨日書いたような事情で、出発は月曜日に延期。ダラダラ感は増すばかりである…。
 もちろん、自由なのは良いことなんだけれど、どうも、今回のステイは怠惰になっているだけのような気がする…。間違いない…。旅に疲れてきているとしか思えない。

 でも、1つの事件から、旅に疲れてきているのではなく、今のような旅に飽きているのかなと思った。その事件とは、“消えた宿代”事件である。事件が発覚したのは、この日の午前中だった…。
 レセプションのオネエちゃんが部屋にきて、今日出発だよねと聞いてきた。当然に、オリエント伯爵は、昨日、延長することはオーナーに言っているし、お金も払ったよと返す。
 レセプションのオネエちゃん、確認してみると言って、一度戻ってオーナーに電話をする。オーナーに電話で確認したところ、オーナーは知らんとさ(笑)。それもそのはず、昨日はオーナーは宿には顔を出していないとのこと。あれっ???
 子どもと一緒にいるオッちゃん、オーナーでもスタッフでもないの?レセプションのオネエちゃんに確認する。あっさりと、「彼は客だよ。英語も分からないよ!」と返ってきた…。

 オッちゃん、いつも昼間は完全に寝ていて、夜になってから行動を開始する。起きている夜に、外で仕事をしているようには見えない。旅人とも思えない。更に、子どもと一緒である。なもんで、オリエント伯爵としては、てっきり宿のオーナーかスタッフだと思い込んでいたのだ。
 結局、この日もオッちゃんが起きてきたのは暗くなってからだった。レセプションのオネエちゃんは、もうどこにもいない…。で、オッちゃんに聞いてみた。すると、どうやら、オリエント伯爵がお金を払ったことは覚えているようだ。詳しいことは分からないけど、「ノー・プロブレム」を繰り返しているし、まあ、いいかっ!更に、ノックしてくれたらいいのにとまで言ってくれた。これで、事件の解決は、明日へと持ち越されることが決定した。

 さてさて、オリエント伯爵の今までの旅を振り返れば、こんな事件は起きるわけがない。理由は簡単で、領収証がない前払いなど、絶対にしないからである。
 最初の支払が領収証ナシだったことが伏線としてあるけれど、それにしても不用意すぎる。更に、正確には、オッちゃんに支払ったとき、お金はオッちゃんの近くに置いただけ。こんなこと、考えられない。
 これは油断なのか???昨日の気持ちを思い返してみると、「おかしいなあ」と確実に感じていた。そして、「まあ、いいか」というよりは、「これで揉めるかもな」とまで感じていたように思う。気がついているのに、トラブルになりそうなことを、わざわざしていたのである。

 これは、波乱のない今のような旅に飽きているとしか思えない。加えて言うならば、この状況は、かなり危険である。わざわざトラブルを起こすかもしれないことをするなんて、正気の沙汰ではない。
 このまま、ここに滞在していると、間違いなく良くないことが起きる。これは、この延長を最後に、この宿から出るべきだ。幸いなことに、レセプションのオネエちゃんには、容姿的にもキャラクター的にも、まったく魅力を感じない。更に、日本人の旅人がくるような気配もない。
 この日、ついに、ベオグラードから出発することを決めた。ようやく、移動だぁ…。
 

 
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