世界旅HOME   南ヨーロッパ   クロアチア   2013年2月  
 
ポストイナ→リュブリャナ
→ザグレブ
ザグレブ→プリドヴィツェ
→ザグレブ
ザグレブ→シベニク
 

 

バスを降りると
そこは雪国だった

北海道クラスの雪景色



これが
プリドヴィツェ湖だ
雪原だった…



またまた 雪原



湖の片鱗を発見



この橋を通れれば…



ついに湖を発見



滝なんかも見えてきて



こりゃ すげえや



雪景色も綺麗かも



静かな湖畔



足元 滝ですけど…



圧巻
 同部屋のオッちゃんが、朝の5時半に起きるからって言っていた。「一緒に起きるかもなあ」って思ってたら、5時半より早く目が覚めた(笑)。ちなみに、オッちゃんは5時半過ぎに起きたようだ。
 結局、6時半ころから活動を開始してみる。7時過ぎに宿を出ることができれば、世界遺産に行けると計算。身支度を整えて、7時過ぎだったので、バスTに向かってみることにする。この適当さ…なんたって、途中で手持ちの現金が足りないかもと気づいたくらいに適当。

 バスには、待ち時間ほぼ0分で乗車。いやいや、間に合いましたねぇ。世界遺産をめざしてバスは進む。といっても、このバスは世界遺産のある場所を通るだけ。目的地は、もっと遠い街なのである。オン・シーズンは分からないけれど、少なくても2月という究極のオフ・シーズンには、プリドヴィツェを最終目的地とするバスは存在していない。
 そんなわけで、プリドヴィツェに降ろされた…。いやぁ〜、静かなところなんですね〜。集落は一切ナイ。周囲は、雪だらけ。楽勝で1m以上の積雪ですね!そこに、ポツンと4人の観光客…。
 ちなみに、1人は男性で、三脚なんかも持っていて本格的な写真を撮るためにきたと思われる人。2人は女性で、仲良し二人旅といった感じがした。それと、オリエント伯爵。4人とも、この場所はファースト・タイムということで、まったくどうしたら良いのか分からん!!!

 まあ、とりあえず、歩いてみることにした。3回ほど道を聞きながら、ついにチケットハウスを発見。でも、ここのエントランス「2」って書いてある。昨日調べた限りでは、「2」は冬季間クローズのはず。
 どうやら、バスの運転手、エントランス「1」の近くで降ろさなきゃいけないところを、間違って「2」の近くで降ろしたようだ。困ったヤツらである。この時点で、仲良し二人旅のオバちゃんは、いなくなっていた。どうやら、3回目に道を聞いたレストランで小休憩しているようだ。
 本格的な写真さんは、「マップがほしい」と言っている。やっぱり、本格的だ。で、オリエント伯爵は、クローズなはずのエントランス「2」が通れそうなので、道を降りてみることにした。といっても、雪の中に1人が通れるだけの細い道が続いているだけ。ダメ元ってヤツですね!

 道を降りて行くと、予想に反して、湖まで行くことができた。おっ、タダでプリドヴィツェ湖を見ることができたじゃないか!そこで雪かきをしていたオッちゃんが3人。聞いてみると、予想通りに冬季間はクローズしているとのこと。どうやら、ボート専用の入口みたいだね。
 タダで入ってきたオリエント伯爵を咎めることもなく、雪かきに忙しい3人。まあ、その気持も分かる。だって、湖といっても、ただの雪原にしか見えないからね…。
 気を取り直して、元きた道を引き返す。当然に、登り坂。エントランス「2」に戻ってみると、本格的な写真さんは、いなくなっていた。再び、雪景色の中を、プリドヴィツェ湖が見えることを期待して歩くことにする。

 途中、道が二股に分かれていた。もちろん、湖に近い方の道をセレクトする。またまた、湖を一望できる場所があった。しかし、またまた、雪原にしか見えない。
 めげずに歩いていると、おっっっ、ついに湖の片鱗を見ることができたのだ。ホントに、片鱗だけど…(笑)。でも、そこから水が流れているのが見える。滝があるようで、激しい水音が聞こえる。これは、期待大だ。ついに、世界遺産らしい風景に出会うことができるのか!
 しかし、滝のところで除雪は終了…。その手前には橋なんかもあるんだけれど、強烈な積雪のため通行は困難…というか事実上の通行止め。というわけで、またまた、元きた道を引き返す羽目になってしまった。

 そうとうに面倒くさくなってきたけれど、雪の中を歩くって、静かだし気持ちの悪いものではない。ラッキーなことに、雪が降っているわけではないし、風もほとんど吹いていない。
 で、歩いていると、なんと人影を発見。しかも、日本語が聞こえるではないか!すぐそこに展望台があるらしい。「そこからの眺めは、けっこう綺麗ですよ!」って言っていた。
 またまた、綺麗な雪原かな〜と思って見てみると、ついにプリドヴィツェ湖にお目にかかることができた。一気にテンションが上がってきた。その日本人ツアー客(たぶんツアー)に会えたのは、その時限りだったけれどね…楽しそうな娘だったのに残念!

 さらに歩いて行くと、おっっっ、イイ感じじゃ!!!湖が段々になっていて、その間が滝になっている。今までがあまりにもつまらなかったこともあり、テンションはうなぎ登りである。
 さらに歩いて行くと、おっっっ、ありゃ何じゃ!!!アホみたいでっかい岩から水が流れ落ちている。すっげぇ滝じゃん。水滴が枝に付くためだろうか、樹氷も綺麗である。
 そして、どうやら、ここがエントランス「1」であるらしいことが分かった。そう、ここでバスを降りていれば、なんの苦労もせずに、いきなりメイン・イベントを目にすることができたのだ。

 そこから、湖畔に向かって、九十九折の細い道が続いている。ここまできて行かない訳にはいかない。テクテクと坂道を下りていく。坂道からの滝や湖も、なかなかに素敵な景色であった。“白”と“黒”の世界っていうのも、思っていた以上に美しいもんだね!!!
 ついに湖畔に到着。そうそう、この地は、中国の九寨溝と双璧をなすと言われれているらしい。まあ、訪れた時期が違うので、比較することは難しいかな。でも、ここも水が綺麗なのは間違いない。

 ふと見ると、湖の上を木の橋が通っている。更に、細い道が除雪されているではないか。またまた、ここまできて行かない訳にはいかない。どこまで行けるかわからないけど、歩いてみることにした。
 「すぐ行き止まるさ」と思っていたのは間違い。湖の反対側まで除雪は続いていたのだ。そして、向こう岸に渡っても、まだまだ続く細い1本道。ちなみに、足元はかなり悪い。ハイヒールなんて履いていたら、間違いなく湖に転落することまちがいなし。そもそも、こんな雪の中をハイヒールで訪れる人はいないだろうけどね…。

 しばらくすると、雪がきれいになくなっている場所に到着。そう、水の流れが雪を洗い流してくれていたのだ。これで、雪に心配しなくて済むわけで、代わりに、水に心配する必要があるわけで…。
 そう、木道の上を水が流れているのである。冬なのにこの水量。いや、冬だからこの水量なのか???兎にも角にも、細心の注意が必要である。靴が水浸しになれば、寒さは倍増すること間違いなしなのだ。
 細心の注意を払って、少しばかり水に浸りながら(笑:結局濡れた…あたりまえだ)浸水地点を通過。その先は、足元から滝が流れ落ちていた。こんなシチュエーション、日本じゃ、絶対にお目にかかれないな!
 その先に進むと、なんと、でっかい岩から水が流れている、その場所に到着していた。近くで見ると、そのパワーは圧巻の一言である。なんだかんだで、けっこう、プリドヴィツェ湖を堪能したような気がする。観光地としての「プリトヴィツェ湖群国立公園」の評価は、「★★★★☆」である。夏に訪れたら、もっと美しいのだろうという期待値込みだけど!参考までに、なぜか、入場料:約1300円は徴収されなかった…。

 帰りのバスを待つことにする。ここは、ホントにバス停がポツンとあるだけで、タイム・テーブルすら貼ってはいない。満席だと停車せずに通過することもあるらしい。
 ちなみに、現在は13:00くらい。チェックしていたバス時間は16:45。もう少し早いバスもあるかもしれないけれど、こんなに順調に観光が終了するとは思っていなかったのでチェックしていなかった。いずれにせよ、黙ってバスを待つのは愚の骨頂である。早速、親指を立ててヒッチハイク開始!
 車は5分に1台くらいの割合で通りすぎる。けっして、多くはない。なかなか車は停まってくれない。そりゃそうだ。好意にすがるときには、過大な期待は禁物なのだ。

 1時間くらい経ってから1台の車が停まってくれた。もちろん、ザグレブまでは行かないけれど、少しでも近づくならばありがたい。なんせ、ここは山の中なので…。
 若いオニイちゃん3人組だった。3人組も今日プリドヴィツェ湖に行ってきたらしい。そのうちの1人、全裸で湖を泳いでいた…動画を見せてもらったので間違いないのだ。凄すぎる…。ほんの15分ほどだったけど、そんな話で大笑いしながらの楽しい時間だった。
 麓の集落まで下りてこられた。やっと、人里である。ここでは30分ほどで停まってくれた。スルニ(Slunj)という場所まで行くという。もちろん、ありがたく乗せてもらった。寡黙なオッちゃんだったけれど、イイ人だったのは間違いなし!!!

 スルニは街だった。そろそろ、ヒッチハイクを切り上げようと思い、バスの時間を聞いてみる。ちゃんと、チケットを発券してくれるし、30分ほどの待ち時間で出発するらしい。ここから、バスに乗ることに決定。いつまでも、好意にすがっているとろくなことが起きないと思っている。
 バスは快調にザグレブをめざす。気がつかないうちに疲れていたのだろう、爆睡していた。ザグレブに到着。スーパー・マーケットに寄って、宿に戻る。
 ドイツ出身で今はクロアチアに住んでいるというオッちゃんが、夕食をつくり過ぎたので食べていいといってくれた。ありがたく、ご馳走になることにした。この後も、いろいろと話をして、ビール2本、煙草数本をご馳走になった。なんと、この人、詩人だったことが判明。本も出しているんだって!
 

 
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