
ライン川の流れ

ケルンの街で
可愛らしかったので…つい

ケルン大聖堂から
ライン川を臨む


ケルン大聖堂
建物はデカイけれど
細部は
繊細なつくりになっている |
朝の7時にエリザベットさんの携帯が鳴る。もちろん、隣に寝ていたオリエント伯爵も気がついた。で、エリザベットさんは、携帯のアラームを消すと、再び眠りについた。オリエント伯爵も、まどろみから覚めないままに眠りに…。んっ?と気づいて時計を見ると7:40分近くになっていた。 慌ててエリザベットさんを起こす。で、エリザベットさんは身支度を開始!そんな時でも、とりたてて急いでいる気配を感じないんだな〜。そんな呑気なところも、エリザベットさんの魅力なんでしょう!もちろん、本人は急いでいたのかもしれないけれど(笑)!!!
8時にはリヴィさんも起きてくる。リヴィさん、「そろそろ出発しないと」と一言。個人的には、オリエント伯爵も同感です(笑)!やっと準備ができたエリザベットさん。昨日の言葉どおりに、見送りに行こうとするオリエント伯爵に一言。「ここで、いいよ」。 「なぜ?」と聞き返すと、「リヴィたちはまた寝ると思う。あなたが外に出ると、2人は起きなきゃいけないでしょ」と返ってきた。確かに、鍵を持っていないので、一度外に出ると中にいる人に鍵を開けてもらわなくてはならない。 この発言、なかなかに言えるものではない。かなり感動した。昨夜の“甘えん坊”ぶりが嘘のようである。間違いなく、エリザベットさんはイイ娘なんだろう。これからのエリザベットさんの人生、素敵な時間がたくさん訪れることを願うばかりである。
こうして、エリザベットさんはベルギーへと戻っていった。そして、エリザベットさんの予想どおり、ゲラルドさんとリヴィさんは、再び寝ることに。 でも、その前に「もう起きる?」と聞いたリヴィさん。「まだリヴィさんは眠たいんだろうなあ」と思ったので、「いいえ」と答えたオリエント伯爵。その会話の後に、「じゃあ、もう少し寝るね」とリヴィさんは言ったのだ。何気ない会話だったけれど、リヴィさんの気遣いを感じるには十分だった。まず、相手のことを気にするという気持ちだ。 エリザベットさんといい、リヴィさんといい、素晴らしい気遣いのできる方である。ちなみに、この日の夜にはゲラルドさんの素晴らしい気遣いにふれることになる。 日本人からすると、ヨーロッパの人は「利己主義」というイメージがあると思う。実際、ベルリンでは、それを目の当たりにした。しかし、アタリマエのことだけれど、「ヨーロッパ人」と括ることなどできない。1人1人が違う人なのだ。
結局、行動を開始したのは昼近くになっていた。まだ、オリエント伯爵が、ケルンの街の中を歩いていないと知ったゲラルドさんとリヴィさん。「だったら、セントラルに行こう!」ということになる。 一緒に歩いてくれるだけでもありがたいのに、セントラルまでは車で向かうことになった。なんか、ベルギーに入国してから、“感謝”の洪水がオリエント伯爵を襲っているような気がする。旅をしていて、ヨーロッパがホスピタリティに溢れた国という話は聞かなかった。でも、本当にそうなんだろうか?少なくても、年末から今までにかけての出来事を振り返ると、オリエント伯爵にとって、ヨーロッパはホスピタリティに溢れていると断言できる。 天気は悪かったけれど、ライン川の眺めは感慨深いものがあった。やっぱり、実物を見るということは、写真や文章からイメージするのと比較にならないインパクトをもらうことができる。 その後、ケルン大聖堂に向かう。すでに、エリザベットさんと行った場所なのだけれど、塔に登ることができるということで再訪問となったのだ。いやいや、かなり登りましたよ〜(笑)!!!ただ、塔に登ることで、ケルン大聖堂の違った面を見ることができたのも確かなこと。
この夜は、ゲラルドさんとリヴィさんの家でパーティ。ライブメンバーと関係者が集まった。もちろん、みんなの会話はドイツ語〜。もちろん、オリエント伯爵は理解不能〜。それでも、悪い気がしないのは旅を長く続けてきたからかな??? とりあえず、みんなが笑っているのを見ていると、悪い気はしないでしょ!会話が理解できて、自由自在に会話に参加できる方がイイのはあたりまえ。でも、それができなくても、楽しむことはできる。その方法を具体的に表現することは難しいけれど、誰だって、長く異国を旅していれば分かってくるんじゃないかな?ちなみに、パーティは24時をまわってから、お開きとなった。
さて、お開きになる少しまえ、先に寝ることになったゲラルドさん。寝るときに食べ物の準備をして、寝室に向かった。「少し食べてから寝るのかな〜」と思っていたオリエント伯爵。 真相は、ぜんぜん違ったのだった。明日、ゲラルドさんは仕事のために朝が早い。だから、オリエント伯爵が寝ているキッチンに入らなくてもいいように準備をしていたのだった。 こんな気遣いができる人、そうそう出会えるものではない。自分の行動を考え直させてくれる人に、またまた出会うことができた。ホント、人との出会いは、自分を成長させてくれる。 |