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リヴィウ駅
恐怖の10時間半待ち

2夜連続の移動となった |
列車は定刻どおりにリヴィウ駅に到着。まだ外は暗いので、明るくなるまで待合室でステイ。その時間を使って、次の移動の情報収集。次の目的地は、ポーランドのワルシャワ(Warszawa)。 実は、ワルシャワ自体に興味があるのではなく、オリエント伯爵基準の世界遺産である「ベラヴェシュスカヤ・プーシャ/ビャウォヴィエジャの森」に行くために滞在するという感じ。オリエント伯爵基準ではないものの、ワルシャワの街も世界遺産なので、もちろん街歩きはしようと思っている。 リヴィウ駅の窓口で、ワルシャワ行きの列車の時間を聞いてみた。ワルシャワ行きの列車なんて、ないんだってさ!列車があるのは、ポーランド南部のクラクフまで。もしかしたら…って思ってたんだ。残念ながら、予想どおりになってしまった(笑)。まあ、バスの便ならあるかもしれないし早急に結論を出すのはやめましょう〜。
リヴィウの宿は、「Hostels
Worldwide」という有名なサイトで調べておいた。もちろん、住所も、地図も。リヴィウ駅からは、余裕の徒歩圏内である。明るくなってきたことだし、まずは宿に向かうことにする。 ここは駅。駅といえば、気をつけなければならないことがある。置き引き、ひったくり、スリといった、軽微な犯罪が発生しやすい場所である。その街に慣れていない人間が多いからだろうか。オリエント伯爵とて十分に気をつけていた。しかし、他にも気をつけなければならないことがあったのだ! そう、転倒である…。地面は凍っているし、冬靴じゃないし、重たい荷物を持って不安定だし、北海道人らしからぬミスである…。思いっきりコケた(笑)!こんなとき、雪国に生まれ育って良かったと思う。体が自然と受け身を取ってくれるのだ。奇跡の無傷!!!
リヴィウの街では、到着早々に、親切に数多くであった。コーヒーを飲もうと販売機にお金を投入。あれ?0.5UAHに反応しない…。ある意味で、詐欺販売機。すると、買い方を教えてくれたオッちゃんが、すっと自分の1UAHを販売機に投入。 コーヒーを取り出そうとすると、荷物が肩から落ちてきた。当然にコーヒーが手にかかる。すると、近くにいた物乞いのオバちゃんが、大丈夫って感じで心配してくれる。 宿を探して歩いているとき、建物の前にいたオッちゃん2人に道を聞いた。場所が分からないらしく、建物の中に招いてくれて、PCを使って調べてくれる。どうやら、かなり歩かなくてはいけないらしい…。
なにっっっっっ〜!!!オッちゃんの親切に感謝しつつ、有名サイトの地図も信じてはいけないことを学んだ…。さて、リヴィウでの宿はどうしようか〜。街中に、もう1つ候補の宿は調べておいた。ここで、しばし考えるオリエント伯爵。 ヨーロッパは完全に冬になったようだ。行こうとしている世界遺産は自然遺産。しかも、森。この時期に行って、楽しい時間が過ごせるとは思えない。 というわけで、ワルシャワはパスすることに決定!クラクフならば列車でいけるので、バスのことを聞く必要もない。列車は夜行なので、泊まらなくても、ほぼ1日リヴィウに滞在できる。そうなると、別にリヴィウに泊まる必要もない。こうして、久しぶりの、連続の夜行移動が決定した。
そうなれば、重たいバックパックを持って歩く必要はない。リヴィウ駅まで戻って、バックパックを預ける。オリエント伯爵基準ではないものの、リヴィウの街は世界遺産である。 本格的な冬がやってきたヨーロッパ。雪の中での、観光のための街歩きは、この旅で初体験。無茶苦茶、寒いやんか〜。寒かった記憶といえば、旅を始めた韓国・中国の一時期を除けば、チベットとパミール入口での高所による寒さのみ。完全に体が寒冷地仕様ではなくなっている。 リヴィウの街の建物は、なかなかに素敵であった。途中から青空が広がったこともあり、左の写真もイイ感じであると思う。しかし、街全体としてはイマイチかな…。ダラ〜っとしている印象が拭えない。
リヴィウ駅には13:30ぐらいに戻ってきてしまった…。列車の発車時間は23:59。約10時間半の待ち時間である。しかも寒い。しかも出国間近なのでUAH通貨は残り少ない。 周辺を散策して、2UAH(約20円)のキャベツ・パンを発見して飢えをしのぐことに成功。なぜか、トイレも無料で利用できた。通貨の問題は、なんとかクリア。 しかし、寒さはどうしようもない。更に、10時間半という時間は、絶対に短くならない。周辺を散歩して時間を潰せば、寒さが身に沁みることになる。待合室で座っていれば、暇が身に沁みることになる。 最後の方で、ロシア人のアントンさんとウクライナ人のキシーニャさんカップルと話をする。といっても、2人とも英語はほとんど話せない状態で。まあ、こんなのも楽しいものである。 キシーニャさん(オバちゃん)は、怪しげな感じが漂っていた。「わたしウォッカ飲む。あなた飯食べる。お金」てな具合に(笑)。こんなこと言われて、「分かったぜ!金は払うから、たらふく飲みなよ!」なんて言う人がいるとは思えないんだけどな〜。
そろそろ荷物を取りに行こうかなと思っていると、清掃のために待合室から出るように言われる。ちょうどいいので、荷物を受け取ってプラットフォームへ。列車は入線していた。 リヴィウまでは、向かい合わせ2段の4人で1つのコンパートメントだった。リヴィウからは、片側3段の3人で1つのコンパートメントだった。コンパートメントに4人とはいえ、ベッドが2段の方が快適なのは当然のこと。でも、価格はリヴィウまでの方が安い(約3分の1)。 国際線だからということもあるだろうけれど、EU諸国に戻ることを物価で実感。更に、ポーランドからはシェンゲン協定加盟国を訪れることになるので、のんびりと道草を喰っているわけにはいけない。ウクライナらしく、列車は23:59の定刻ピッタリに出発した。 |