
Explorers Hostel

ルーマニアの平原
ドナウ川下流に位置する
ルーマニア
肥沃な大地が
広がっているのだろう
地平線の彼方まで
緑の大地が続いている
この食料が
公正に
国民に配分されていることを
願うばかりである

トゥルチャに安宿はない

ルーマニアでも
ビール&ワインは
安価だ |
昨日、宿に着いたときのレセプションでの会話…。
オ伯爵:部屋、空いてる? オネエ:もちろん。4と6と10人部屋があるわ。 オ伯爵:値段は一緒なの? オネエ:違うわよ! オ伯爵:一番安いのは…。 オネエ:10人部屋よ! オ伯爵:じゃ、10人部屋で!
てな感じだった。実は、10人部屋があって、そこが一番安いのは、事前に調査済。まあ、確認とコミュニケーションが目的のやり取り。 こんなことは、いつものこと。ニコニコしながら会話をするのも、いつものこと(笑)。ちなみに、ヘラヘラしながら会話をするのは最低な行為なので、この点、間違いのないように!!!
昨日、寝る段階では、広い10人部屋にはオリエント伯爵だけ。そして、朝起きてみても、広い10人部屋にはオリエント伯爵だけ。なんだかんだで、無茶苦茶、オトクな気分になる(笑)! シャワーを浴びて、下のキッチンに降りていく。ヨーロッパに入ってから、お湯のシャワーが使えるのはありがたい。さすがに、水のシャワーだと寒すぎる気温だ。 キッチンでコーヒーでも飲もうと思っていた。そして、もしかしたらという期待も…やっぱり!朝食がセットだった。昨夜、確認するの忘れちゃったからね!しっかりと、パンを7枚ほど(小さめのヤツだよ)いただく。
時間になったので、宿を出てバスTに向かう。バスTの位置は昨夜確認済み。バスTには迷うことなく到着。チケットも問題なく購入。 ここで、ルーマニアの2つの風景を目にする。1つは、バスTまでの道すがら。1人のオッちゃんが路上に倒れている。その風貌から、日本ならば“浮浪者”と呼ばれる人のようだ。 かなり冷え込んでいるブカレストの晩秋。おそらく、命にかかわる事態だろうと思われる。しかし、道行く人たちは、彼に視線を向けることすらしない。それは、道路に落ちているゴミと同じ扱いであった。 あまりに当たり前の風景なのか、関わり合いになると厄介なのか。一介の旅人には判断はできないけれど、ブカレストの晩秋の寒さがいっそう身に沁みた風景だった。 もう1つは、バスTにて。ここルーマニアでも、バスに荷物だけを載せるのは日常の風景のようだ。荷物をターミナルに預けると、荷主はターミナルから去って行く。つまり、荷物だけが残るのだ。 その荷物を積み込む際、ドライバーを含め、バスTで働く従業員全員で荷物から商品を抜き取っていた。それも、コソコソという作業ではなく、堂々と当たり前に…。 こんなことをしていたら“信用”がなくなると思うのは、日本では常識である。その常識がルーマニアでは通用しないようだ。更に、この旅の中で、このような形での商品の抜き取りを見たのは初めてである。どうやら、ルーマニアでは、世界の常識が通用しないようだ。
バスは定刻よりも早く、トゥルチャのバスTに到着。おっ、「長距離バスの法則」が当てはまってないぞ!しかし、すでに、空から太陽は消えて闇が支配していた。結局、暗くなってからの宿探しかいな…。 着いた場所もよく分からなかったので、通りすがりのオニイちゃんに「安い宿、知らない?」と聞いてみた。無謀といえば無謀だ…。こんなことで、宿が見つかっていたら苦労はないのだ。 で、見つかった!!!なんと、そのオニイちゃん、「知ってるよ」と返してきたのだ。で、道順を教えてくれる。地図もないので、完璧ではなく、「途中で人に聞きなよ!」と言っていた。う〜ん、完璧ではないことを自覚しているし、それ以上伝えきれないことも知っている…。このオニイちゃん、すごい!!!
途中、1軒の商店でオバちゃんに聞いて、宿の場所は分かった。このオバちゃんも、とっても親切だった。宿泊費は高かった…。これは、オニイちゃんが悪いのではなく、この街に安宿は存在しないのである。それでも、レセプションのオバちゃんとの交渉の結果、ちょっぴりだけどディスカウントに成功。 これからの移動について、レセプションのオバちゃんの協力の下、いくつか調べる。どうやら、想定通りには、旅は進まないようだ。ブルガリア同様に、ルーマニアでも、交通網は整備されているとは言えないようだ…。 |