世界旅HOME   南ヨーロッパ   ギリシャ   2012年10月  
 
アテネ
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→アルゴス→ミケーネ
→フィキティア→アテネ
アテネ→ピルゴス
→オリンピア
オリンピア→ピルゴス
 

 

Athens Internationale YH



右手に海岸線が続く
ペロポネソス半島の風景は
ホントに美しい



ペロポネソス半島と
ギリシャ本土を
半島北部で結ぶ橋



テント設営完了
始めて設営した割には
順調だった
面倒だったので
ペグは打っていない



Palaestra
(Wrestling School)


Leonidaion


Temple of Zeus




Stadium


Temple of Hera


ヘルメス像


最も美しいと思った彫刻
 今日は移動日。よって、今日も早起き!キフィスウ・バスTまでは、Nattsuさんと一緒に行く。オリエント伯爵が向かったのは、オリンピア。言わずと知れた、古代オリンピックが行われた場所である。わざわざ行くということは、もちろんオリエント伯爵基準の世界遺産なのである。
 バスは順調に海岸沿いを走っていく。ピルゴスという街で長い休憩。基本的には、ここでバスを乗り換えることになる。オリエント伯爵が乗った時間のバスは、1日1本の直通バスだった。でも、30分以上もピルゴスの街で待たされた。

 この30分、ただ待っていたわけではない。この地には、オリエント伯爵基準の世界遺産が2つある。1つはオリンピアの遺跡、もう1つはバッサイの遺跡である。
 オリンピアの遺跡の最寄り街のはオリンピア。ここは行きやすい。しかし、バッサイの遺跡が問題なのだ。バッサイの遺跡の最寄りの街はアンドリッツェナ(Andritsaina)という。この街がマイナーなうえに、そこから14キロも離れているのだ。
 当初の予定では、キャンプ場があり滞在費が安く住むオリンピアの街を拠点にするつもりであった。しかし、バスの時間を見てみると、オリンピアからバッサイまで1日で往復することは不可能であることが分かった。なんたって、ピルゴスからアンドリッツェナまでのバスは、1日に2本しかないのだ。
 これで、この日にオリンピアの遺跡を見に行けるようなら、オリンピアには1泊だけして、翌日はピルゴスかアンドリッツェナに宿泊することになった。
 フライトを気にしなくて良くなったので、久しぶりに自由な旅の日程を組むことができる。まあ、“自由”と言えば聞こえはいいのだけれど、行き当たりばったりと言うこともできる(笑)!でも、その方が楽しいんだけどね!!!頭使うけど…。

 バスはオリンピアに向けて動き出す。今回のドライバー、英語がまったく話せないようだ。それに加えて、あんまり親切ではない。英語については大きな問題ないんだけど、親切ではないのは大きな問題がある。実際、オリンピアに着いた時も教えてくれなかった。他の乗客が気を利かせて声をかけてくれたので事なきを得たのだ。まあ、ドライバーが親切でなかったおかげで、他の乗客の親切にふれることができたと思えば嬉しい話ではある。
 キャンプ場を探して街を歩く。とうやら、オリンピアの街は、完全に観光で成り立っているようだ。それ以外の基幹産業はナイと言っていいほどに…。ここまで徹底している街も珍しい…。
 途中で会った親切なギリシャ人に助けられながらキャンプ場を発見することができた。う〜ん、結構高いのね…。利用料は約1200円。アテネのYHの約800円が、改めて破格だったことを実感する。しかし、ここまでの日帰りは、さすがに無理なのだ。かえって、高くつくしね!
 イランで購入した中国製のテントが活躍するときがやってきた。ヨーロッパでは、テントがあると便利だと思っていたとおりの結果だ。実際に、数泊するだけで元は取れるのだ。
 実は、店でも組み立てていなかった(無謀…)ので、今回がホントに初の設営だった。まあ、他のテントと構造に大きな違いがあることはないので、比較的順調に設営完了。中のスペースは狭いけれど、軽くて小さいので文句は言えない。

 時間がある(と言ってもギリギリだけど…)ので、オリンピアの遺跡に向かうことにする。観光地としての「オリンピアの考古遺跡」の評価は、「★★★★☆」である。
 ここオリンピアはポリス遺跡の1つ。もちろん、紀元前の話である。古代オリンピックが開かれたことは有名だけれど、ほかの遺跡群も素晴らしい。特に、ゼウス神殿の近くに転がっている巨石は、どんなにデカイ建造物がつくられていたのかを容易に想像させてくれる。
 このゼウス神殿には、古典古代における世界の七不思議の1つに数えられる「オリンピアのゼウス像」が安置されていたらしい。古典古代における世界の七不思議とは、紀元前の2世紀に古代ギリシャ人のフィロンによって選ばれたものがベースとなっている。古典古代における世界の七不思議とは、以下の7つ。
  ギザの大ピラミッド(……エジプト)
  バビロンの空中庭園(……イラク)
  エフェソスのアルテミス神殿(……トルコ)
  オリンピアのゼウス像(……ギリシャ)
  ハリカルナッソスのマウソロス霊廟(……トルコ)
  ロドス島の巨像(……ギリシャ)
  アレクサンドリアの大灯台(……エジプト)
   *フィロンが選んだのはバビロンの城壁(……イラク)
 ちなみに、世界の七不思議とは、不思議な建造物という意味合いよりも、必見の建造物という意味合いのほうが強いらしい。こんなこと、知らなかった!

 この世界の七不思議、時代とともに地理的世界観が広がり変化しているようだ。中世における世界の七不思議とは、以下の7つ。
  ローマのコロッセウム(……イタリア)
  アレクサンドリアのカタコンベ(……エジプト)
  万里の長城(……中国)
  ストーンヘンジ(……イギリス)
  ピサの斜塔(……イタリア)
  南京の陶塔(……中国)
  イスタンブールの聖ソフィア大聖堂(……トルコ)

 そして、現代における世界の七不思議とは、以下の7つ。
  万里の長城(……中国)
  廟堂タージ・マハル(……インド)
  ローマの古代競技場コロッセオ(……イタリア)
  古代都市遺跡群ペトラ(……ヨルダン)
  コルコバードのキリスト像(……ブラジル)
  インカ帝国遺跡マチュ・ピチュ(……ペルー)
  マヤ遺跡チチェン・イッツァ(……メキシコ)

 そして、自然版の現代における世界の七不思議とは、以下の7つ。
  グランド・キャニオン(……アメリカ)
  グレート・バリア・リーフ(……オーストラリア)
  リオ・デ・ジャネイロの港(……ブラジル)
  エベレスト(……中国・ネパール)
  オーロラ(……極地の国々)
  パリクティン火山(……メキシコ)
  ヴィクトリアの滝(……ジンバブエ・ザンビア)
 もちろん、現代における世界の七不思議については、異論が多数あるのが現実。さて、みなさんは、いくつ訪れたことがありますか???

 で、旅日記。オリンピアの遺跡を後にして、キャンプ場に戻る。キッチンが併設されていないので、スーパーで買った材料で即席サンドイッチをつくる。もちろん、ビールも忘れずに!!!
 日記をかいて、ついにテントで就寝。寝袋をバックパックから出すのが大変だったのでスリーピング・シーツだけで寝ようとする。しかし、しかし、しかし、無茶苦茶に寒いぞ〜!!!ヨーロッパの中では南に位置するギリシャですら、夜になるとこんなに寒いんだ…。
 背に腹は代えられない。バックパックから寝袋を出して、しっかりとくるまって寝ることにした。これで、少しは落ち着いた。ふぅ〜。時間が経ってくると、しっかりと寝袋内部は温まり、快適に眠ることができた。
 

 
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