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イラン
  2012年9月  
 
エレバン エレバン→[車内]…テヘラン エレバン…[車内]→テヘラン
 

 

LIDA GUEST HOUSE



緑があっても
基本的には
草木の生えていない
丘陵が連なる


つまり こんな感じ


牧草を刈って冬支度


雲と空は美しい


と思ったら雨
と思ったら植生は劇的に変化


紅葉の季節なのかな
 都合3泊した宿を後にする。この宿、日本人の間では有名な宿。正直言って、ハード面のクオリティは相当に低い。しかし、宿のオバアちゃんがとっても良い方なのである。リダさん、「シュノラ・ガルチュン=Thank you」!
 エレバンのキリキア・バスTまでは2回目なので慣れたもの。順調に到着し、テヘラン行きのバスに乗り込む。ここから、24時間のバスの旅が始まるのである。

 バスは順調に南下して行く。このルート3回目…でも、眠っていたことが多かったので、印象はあまり強くない。今回が一番起きていたような気がする。この辺で寝てしまうと、後々、眠れなくなるからね!
 アルメニアは本当に山がちの国である。車窓から見ただけでも、平坦な土地が極端に少ないのが分かる。印象では、日本以上に少ない気がした。それに加えて、途中、砂漠化しつつあるように思える風景にも出会った。そうなれば、農畜産業に与えるダメージは計り知れない。更に、産業が乏しいであろう国では、国全体に与えるダメージも計り知れないことになる。

 途中、昼食タイム。ここで、アルメニア通貨を極限まで使い切る。早速、乗客のイラン人に助けてもらう。「700AMDで何を食べればいいのか」なんていう面倒くさい質問にも親切に対応してくれた。「イラン人は素晴らしい人達である」というのは旅人が口をそろえて言うセリフ(もちろん例外あり…その場合は半端ない事態が発生)。オリエント伯爵には、イランの女神は微笑むのかな???
 バスは、アルメニアの大地を南下して行く。途中、急に緑あふれる風景に遭遇した。なんと、雨だって降っている。気候がガラっと変わったのが、感覚でわかるほど出会った。それも束の間、再び、荒涼とした大地をバスは走る。
 イランとの国境が近づいてくると、一気に高度が増していっているのが分かる。久しぶりに「霧」を見た。周囲の木々も紅葉を始めているようで、黄色や赤に葉が変色してきている。なんとも、日本っぽい風景である。懐かしい…。

 アルメニア側のボーダーにバスは到着。荷物を持ってバスを降りる。この国境は、カフカスの国々やグルジア・トルコ間と違ってイージーではないようだ。
 イミグレーションでは、お決まりの「パスポート写真の二度見」を遥かに超えて、首を傾げながらの対応…。いやいや、そこまで変化してはいませんけど…。アジア人の顔を判別し難くなっているのだろう。カスタムはX線のみで通過。

 無事、アルメニア共和国を出国。

 ここで、ちょっとした問題が発生。バスが来ない…。1時間以上待たされて、やっとバスが越境してきた。出国なのに、この時間のかけ方は異常とも思える。どうしたんだアルメニアよ。その真剣さは、北側の国境からは感じられなかったぞ(笑)!やっぱり、近い昔、1つの国だったという意識は大きいのかもしれない。
 やっとこさ、バスがやってきて、またまた荷物をバスに積みこむ。たくさんの荷物を持っている人が多く、この作業が一苦労なのである。ちなみに、バスを待つのが面倒で、先にイランのボーダーまで歩いて向かった人もいた。
 バスは、そのイランボーダーに到着。またまた荷物を持ってバスを降りる。イラン国境のチェックの厳しさの有無については、事前にまったく調べていなかった…。こりゃ、ホンマ、ドキドキ体験だな(笑)!

 イミグレーションの列に並んでいると、「日本人かい。こっちだよ」てな感じで別の窓口に連れて行かれる。そこでは簡単な質問をされた。雰囲気はアットホーム。なんたって、イラン国内での滞在先を聞かれたときに、隣にいた警官がタブリーズ出身らしく、すべての街を言い終わったオリエント伯爵にたいして、「と、タブリーズだろ!」てな会話が存在したくらいである。
 その後、指紋をデジタルで採取。この指紋採取は、いくつかの国で実施されている。取り立てて、イランだけというわけではない。犯罪を犯すつもりは毛頭ないので快く協力する。そうすると、相手の係官だって快く対応してくれるのだから(たまに違うけど…)!
 この係官は快く対応してくれた。その後、別のブースで入国印をもらうんだけれど、この係官がすべてやってくれた。手続き終了後、「ウエルカム・イラン」の一言。こんな言葉が旅をしていると、とても嬉しく感じられる。
 アルメニア出国同様、カスタムはX線のみ。こちらも「ヒデトシ・ナカタを知っているか?」なんて質問が出てくるくらいアットホームな雰囲気。もちろん、「当然!アリ・ダエイだって知ってるよ!」てな感じで返しておいた!!!

 無事、イラン・イスラム共和国に入国。

 ここでも、バスがなかなか来ない。オリエント伯爵は、他の乗客よりも入国に時間がかかっている。それでも、しばらく待合室で待つことになったのだから、他の乗客はかなりの時間待っていたことになる。乗客の1人は、「きっと、ワインがないかチェックしてるんだぜ!」と言っていたけれど、真偽の程は定かではない…(笑)!
 やっと、バズかやって来る。さあ、イランの旅が始まった。といっても、周囲はすでに“まっ暗”(笑)!出入国の緊張も手伝って、しばらくすると爆睡するオリエント伯爵であった…
 

 
エレバン エレバン→[車内]…テヘラン エレバン…[車内]→テヘラン
 

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