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カザフスタン
  2012年7月  
 
ウルムチ
→[車内]…アルマトイ
ウルムチ
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アルマトイ
 

 

コルガスのバスTでは
このオッチャンと両替した



青い空
白い雲
緑の大地

カザフスタン

「草原の国」という言葉が
こんなにも
しっくりくる国を
見たことがない



ウォッカを
ご馳走になった
間違いなく
酔っぱらい(笑)



こんな荒涼とした景色にも
出会うことができる


果てしなく広がる
大地の向こうには
険しい山々がそびえる



カザフスタンでも
ビールは友達
 予想どおりに、中国国内のバス移動は快適だった。揺れないことを見越して、安い上のベッドをセレクトしたのは正解といえる。前もって調べていたとおりに、以前利用したグァンヂョウ(広州)からナンニン(南寧)までの寝台バスと違って、両側1列ずつの豪華版寝台バスであった。更に、早めにチケットをゲットしたので、前から2番目という最も良い場所を確保できていたのも大きい。
 その証拠に、バスの中では爆睡。気がついたら、時間調整のためだろうか、バスは国境に近いと思われるコルガスのバスTに停車していた。ここで顔を洗ったり歯磨きしたりしたのに、気がついたら再び眠っていたようだ。いつの間にかバスは発車し、いつの間にかバスは到着していた。親切な乗客の1人に起こされて目覚める始末…。ついに、国境である。それにしても、緊張感ゼロやな〜。
 中国側では荷物検査が厳しいといった情報を入手していたけれど、呆気にとられるほど簡単なものだった。ただ、イミグレーションで、パスポートの写真を二度見された。旅に出て6ヶ月を過ぎ、人相が相当に変化してきているのだろう。本人は、四六時中、鏡を見ているわけではないので気がつかないのだけれど…。

 無事、中華人民共和国を出国。

 無事、カザフスタン共和国に入国。

 ついに、中央アジアの国に足を踏み入れた。オリエント伯爵の超ブロークンな英語すら、通じづらくなる中央アジア。その証拠に、道端の標識も看板もキリル文字一色に変わった…。大丈夫か???
 そんな心配のためか、カザフスタンに入国してからは、ほとんど眠れずに…なんてことがあるはずもなく、大半は爆睡したままの車中であった。この細心とは程遠い神経、自分でも驚くほどである。6ヶ月以上旅を続けた経験があるからだろうか。「何とかなるさ。そして、何とかならなかったら、そのとき諦めよう。」という感覚が無意識のうちに染み込んでいるのだろう。

 何回目かの休憩のとき、カザフスタン人だろうか(それさえ不明…)、どこからか車でやってきて迎えを待っていた4人グループ。いつもの調子で声をかけ、オール・ロシア語のため、まったく言葉は理解できず…でも、ウォッカを1杯、ご馳走になった。こんな不思議な交流が、オリエント伯爵は大好きなのである!!!
 バスは定刻より1時間30分遅れて到着。まあ、出発の時の様子を考えると、よくやった方かなと思う。ここで、最も宿泊したかった宿の場所を勘違いするという間抜けな展開。宿の最寄りのバスTは、到着したサイラン(Sayran)バスTだったのに、中心部にあるサヤハット(Sayakhat)バスTに向かってしまう。サイランバスTが『歩き方』にも『ロンプラ』にも地図に掲載されておらず、サヤハットバスTに第2候補の宿があったための勘違いだった。アホだ…。
 あるはずのない宿を探して、アルマトイの街を彷徨い歩く…。そのおかげで、この辺りの地理を把握できたのは収穫。加えて、カザフスタンの人たちの親切にふれられたのも収穫。更に、カザフスタン女性の美しさに気がついたのも大収穫。ほんと、無茶苦茶に可愛い!!!

 第1候補の宿を諦め、第2候補の宿に向かう。すると、恐れていた言葉が帰ってきた…「フル」(正確には「ニエット」と言われた)。うっそぉ〜。正直、恐れていたという言葉には嘘がある。満室になるなんて、考えてもいなかったのだ。
 オリエント伯爵、大ピンチ!!!ここからは、自力で宿を探さなければならない。ここで、最大のネックは、言葉が通じないこと…。これ以上のネックは、そう簡単にないだろうね…。
 最初にレンタル・ルームを斡旋しているオバチャンのところに向かったけれど、交渉にすらならない。そりゃそうだ…。で、普通にホテルを探すことにしたけれど、教えられて(かなり怪しかった…)最初にたどり着いたのは、玄関の上に「★★★★」と4つの星をデカデカと掲げていた。ちなみに、この宿の一晩のお値段、24,000カザフスタン・テンゲ。日本円にすると約12,000円である。現地のビールが200本弱ほど飲める…。
 この頃には、夜の遅いアルマトイとはいえ、周囲は真っ暗…。これはマズい展開である。だいたい、看板もキリル文字だから、どの建物が宿泊施設なのかも分からないのだ…。これで、宿を探しだすのは奇跡に近い。

 で、その奇跡。起こしてみました!!!道を歩いていると、小綺麗で新し目の建物を発見。どうにも、宿泊施設のようにみえる建物。高そうだけれど、星は付いていない。
 横に回って入口を発見。入ってみると、宿泊施設だった!!!値段は、やっぱり高い…。でも、この宿、時間制を採用していた。この状況を考えれば、12時間の滞在なら許せる価格と判断(連泊を許せる価格ではないけれど…)。
 レセプションでは、英語がまったく通じない。それでも、ちょっと宿泊をためらって、「高いんだよな〜」とゼスチャーで表現すると、1000カザフスタン・テンゲをディスカウントしてくれた。おっ、予想外の展開。

 そんなこともあり、この宿に12時間だけ滞在することにした。この旅では、同じ街では同じ宿に宿泊することが基本だったオリエント伯爵。旅に出て208日目にして、そんなことを言っていられなくたった(笑)。
 この宿、高いだけある。ドミトリーじゃない、ベッドは2つある、タオルは付いている、TVは付いている、電話は付いている、WiFiは使える、クーラーは付いている、冷蔵庫は付いている、バスタブは付いているという充実ぶり。部屋で冷蔵庫と対面したのは、片手で数えられるほど。バスタブにいたっては、この旅で初めての対面となった…。
 この日の宿探し、疲れたのを通り越して、ほんとに、綱渡りだった…奇跡じゃぁぁぁ〜。でも、まあ、高かったけれど、見つかったので、結果オーライということで!!!
 

 
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