世界旅HOME   南アジア   バングラディシュ   2012年6月  
 
ダッカ
→ジョイプールハット
ジョイプールハット
→パハルプール
→ジョイプールハット
ジョイプールハット
→ダッカ
 

 

遠くからでも
その姿を
捉えることができるほど
デカイ遺跡である


緑に覆われるのは
時間の問題なのか?


緑の中に遺跡が広がる


外周は僧坊の跡らしい


ミュージアムには
出土品が展示されている



この日の昼飯
右下が“ドイ”
 ジョイプールハットという日本人には馴染みのない街に来たのは…と、書きたいところであるけれど、バングラデシュの街の名前を何ヶ所言うことができるだろうか。おそらく、3ヶ所言える日本人は少ないのではないだろうか。まあ、オリエント伯爵の経験上、バングラデシュ人も東京と大阪しか言えない人が多かったので同じなんだけれどね!
 話を戻してジョイプールハット。ここは、オリエント伯爵基準の世界遺産のゲート・ウェイとなる街なのである。マイナーな街に来る理由は、おおかた同じである…。

 宿の前でチャイを飲んでいると、1人のベンガル人が話しかけてくる。あっという間に、人だかりができる。それまでは、「今日は、よそよそしいなあ」と思っていたのだけれど、たんにシャイで近づけなかっただけのようだ。
 いつものように、世界遺産までのルートについて情報をもらう。バングラデシュのテレビには、バラエティというジャンルは存在しないのか、オリエント伯爵程度の“腕”でも観客を沸かすことができる。この状況に快感をおぼえるのは、関西に7年近く住んだからだろうか…。「お前は、おもろいヤツだ」と言われてしまった!!!

 そんなこんなで、バスがやってきたので乗り込んでパハルプールに向かう。観光地としての「パハールプールの仏教寺院遺跡群」の評価は、「★★★☆☆」である。正直、“大ハズレ”を覚悟していたのだけれど…。
 メインとなる遺跡は大きく、全盛期の頃はどんな建造物だったのかと想像をふくらませたくなる。また、周辺の緑に覆われた遺跡を見ていると、盛者必衰の感慨を抱かざるをえない。

 ただ、蒸し暑い…。体力は、かなり奪われたと思われる。加えて、観光地という程でもないのに、強欲なヤツらが一気に増えた。「お釣りはオレによこせよ」と言って返そうとしないヤツ。支払い時に最初の倍の値段を言ってくるヤツ。オレの車に乗れよとしつこくつきまとうドライバー。
 なんか、インドに戻ったみたいだ…。そう言えば、ここはインドに近いんだったっけ…。地理的に近いと、気質が似るのかもしれない。まあ、全然、可愛い部類なんだけれどね!!!
 この時は気がつかなかったけれど、インドからバングラデシュに来て、どうやら油断が生じていたようである。確かに、バングラデシュ人は、良い人が圧倒的に多い。だからと言って、ふっかけてくるヤツらに、「可愛い」も「可愛くない」もないのである。この油断が事件を呼ぶのは夜になってから…。

 ジョイプールハットの街に戻り、昼飯を買って宿へ。本日の昼飯に食べた“ドイ”。ガイドブックにはヨーグルトみたいなものと書かれていたけれど、オリエント伯爵の感覚ではレアチーズ・ケーキ。これが、無茶苦茶に美味かった。ちなみに、ヨーグルトみたいなドイもあるのかもしれない。
 昼飯後は、体力回復のために昼寝。あまり眠れなかった。夕方まで宿で過ごし、晩飯のために宿を出る。事件はここから…。

 昨日晩飯を食べた食堂では、マトンカレーを食べた。ライスを追加したら、何も言わずにライスを追加し、2皿分も食べていなかったのに、2皿分の料金を払わされた。ライスを追加すると料金がかかる食堂もあるけれど、その場合は、きちんと2皿分の量が提供される。
 このこと自体は、たいしたことではない。ただ、こういうことに「?」と思うアンテナを張っておかないといけないと思っている。そんな食堂を2度もセレクトする必要はないので、違う食堂へ向かう。
 そこでは、チキンカレーを注文。しかし、チキンがあまりにも…。「違うのに替えて」と言ったんだけど、こんなのばっかりだよと言われる。昨日の食堂よりも価格も高い。残念だけど、この食堂はパス。その際、ライスは1皿だけの値段で、追加すると別途料金が発生することを知る。この地区では、そういうルールらしい。

 これで、昨日の食堂に対する警戒心を解いてしまった。カレーの価格も安いし、この地区ではライスの追加に料金がかかるようだし。で、昨日と同じ食堂に行き、昨日と同じマトンカレーを注文。
 昨日よりもサービスがいい。オリエント伯爵の経験では、2回目に行くとサービスが良くなることが多い。だから、なにも気にしていなかった。食べ終わって会計をしてお釣りをもらう。
 この時、よく紙幣を確認せずに、オリエント伯爵は「50」もらったと思い込んでいた。本当ならば、お釣りは「40」のはずである。「昨日より安かったな〜。昨日は少しぼったくったのかな?」なんて思っていた。
 水を購入するために、別の商店に向かう。水の価格は「15」なので、よく確認せずに、さっきのお釣りと「5」を渡す。で、「10」のお釣りが返ってきた。「40」じゃないの???商店の人に聞くと、「20と5」を払ったんだよと言われた。

 さて、食堂のオッチャンが、「40」のはずのお釣りを「20」しか渡さなかったのか。商店のオッチャンが、「55」受け取ったのに「25」と言っているのか。
 もちろん、こうなってしまっては、どうにもならない。ちなみに、バングラデシュの紙幣には、アラビア数字が1ヶ所しか書かれていないものもあり間違いやすい。にもかかわらず、お釣りをもらった時と、水を購入する時の2回にわたって、ろくに確認せずに紙幣のやり取りをしている。
 そこには理由があり、オリエント伯爵は、食堂も商店も「大丈夫な店」と思い込んでいた。更に、大丈夫だと思い込んでいたので、食堂での各種サービに対して「フリー」なのかと聞くべきであったのにサボった。食堂でのお釣りが「20」だったとしても、各種サービスの価格を上乗せしただけだと言われれば、そこで終了である。

 これは、大事件である。油断していると、こういうことが起きるのである。今回は、ラッキーなことに、金額が少なかっただけ。事件の「質」を考えれば、十分に“襟を正す”必要があるのだ。
 振り返ってみると、最近、すべきことを怠っていることがいくつかあるように思える。バングラデシュという国が良い国だということにも、旅が6ヶ月を超えてもなんとかなっているという慢心にも、どちらも原因にあると思われる。
 さあ、明日から、初心に戻って(こんなに難しいことはない)、しっかりと旅をしていこう。まずは、明日、寝坊しないようにすることかな!!!
 

 
ダッカ
→ジョイプールハット
ジョイプールハット
→パハルプール
→ジョイプールハット
ジョイプールハット
→ダッカ
 

Produce by "Piccolo Posto a KAZUNO"
〜 鹿角の小さな場所 〜

Contact Information : "piccolo.posto.a.kazuno@gmail.com"
Since : Aug/2024