世界旅HOME   南アジア   インド   2012年6月  
 
プリー プリー→コナーラク
→プリー→[車内]…コルカタ
プリー…[車内]→コルカタ
 

 

SANTANA LODGE



スーリヤ寺院


獅子と象が門番なのか


相変わらずの
素晴らしい装飾


相変わらずの
エロチックな装飾


寺院の両側には
多数の車輪がついている


片側4頭ずつの
8頭の馬で引くようだ



贅沢な最後の1本
 今日はプリーを出る日。というわけで、今日こそは、世界遺産を訪れなければならない。そう、「ならない」くらいの強い意志がなければ、6ヶ月近くも旅をしていると、ダレダレになってしまうのは明白なのだ。
 昨日の下準備を活かして、午前中から行動開始。臨時のバス・ステーションに向かう。あれっ、バスが少ない…今日は、いつものバス・ステーションからバスが出るんだってさ。インドという国、本当に、オリエント伯爵とは気が合わないようだ。
 バス・ステーションまで行き、コナーラク行きのバスに乗り込む。車内は、日本の通勤時間なみに混雑している。約30キロなので、立ったままでも問題なし。日本でも、1時間くらいなら電車の中で立ってても平気でしょ!インドのバスは、揺れが激しいけれどね!

 否応なしにインドに慣れてきているようで、そんな揺れの激しいバスでも立ちながら眠っていたらしい…。おそるべき適応力。人間って、不思議な生き物だな〜。
 コナーラクに到着し、世界遺産であるスーリヤ寺院に向かう。観光地としての「コナーラクのスーリヤ寺院」の評価は、「★★★☆☆」である。修復されているようであるけれど、それを考慮に入れても十分に見応えがある。
 巨大な寺院と、精密な装飾。そして、寺院を取り巻く遺跡群。規模が大きいとはいえないけれど、在りし日の姿を想像したくなるほどの規模は満たしている。

 コナーラクからプリーまでバスで戻る。いつもなら、なんてことないのだけれど、ここはオリエント伯爵と気が合わないインド…。「なんで、こんなに人が乗ってんねん!」と突っ込みたくなる(思わず、日本語で突っ込んだ…)ほどの乗車率。
 その姿を見ていたインド人が近づいてきて、あっちの方にバス・ステーションがあるよと教えてくれる。ありがたいのは事実…でもね、このインド人、最初に「ここからバスに乗れ」と言った人で、バスの関係者のようだ。最初っから、バス・ステーションを教えて欲しかったな〜。
 バス・ステーションまで、たったの徒歩5分移動しただけで座ることができた。バスに乗り込む際、かなりインド化して乗り込んだことは否定できないけれど…。そして、多くのインド人は、先程オリエント伯爵が乗れなかった場所から乗り込んできた。しかし、たった5分で座れる可能性があるなら、歩けよインド人。

 たった30キロの移動なのに、予想以上に疲れた…。宿に戻って、自分で自分を労ってあげる…。だから、ビールだけでなく、贅沢な一品を付けてあげた。だって、2日がかりだったんだもんね!
 祭りのイベントは続いていて、宿には誰もいない。それでも、まったく問題ない。なぜなら、オリエント伯爵にしては珍しく、この宿に泊まっている方々とは、あまり交流をしていない。誰一人、連絡先すら聞いていない。この宿に長期滞在の方が多いので、普通の(?)旅人であるオリエント伯爵とは、なにか違うのかもしれない。まあ、旅は人それぞれなので!!!でも、同部屋の方は、とても興味深い方だった!!!

 「夕食も食べていけるよ〜」と言われたので、素直に食べていくことにする。同じ列車でコルカタに向かう方がいるとのことで、2人でプリー駅をめざす。時間も押してきていたし、なにより、かなり距離もあるのでリキシャで向かう…う〜ん贅沢!!!
 なんなくプリー駅につき、なんなく列車を見つけ、なんなく自分のシートを見つける。列車に乗る時には、恒例行事となっている、リストの確認も済ませる。リストとは、乗客の名前とシート番号を各車両の入り口に貼り出したもの。インド独特の風習かと思われる。

 そして、これも恒例行事(?)となってしまっている、偉そうなインド人との遭遇…。今回の遭遇は、なかなかにアグレッシブだった(笑)!
 相手は6人の団体。どうやら、祭りを見物してご利益まで頂戴しちゃおうという目的で、プリーに来たようである。服装や行動から見て、6人のうちの1人は“使用人”らしい…こういうのが外国人にも容易に分かってしまう(←これはどの国も一緒かな?)。
 彼らとの会話は、息子らしき若造がオリエント伯爵に発した「そこどけよ(英語ではなかったので推測)」という刺激的な言葉から始まった。なかなかに、失礼な御仁である。これは、懲らしめる必要がある。
 どうやら「チケットを見せろ」と言っている(もちろん偉そうに)ようなので、こちらとしても「お前のチケットを見せろ」と(なかかなの勢いで)返してあげる♪。すると、6人の中で、唯一英語を話すことができる使用人が、「いやいいんだ」と言って、この場は終了。

 それにしても、この6人、無茶苦茶に偉そうにコンパートメントに居座っている。オリエント伯爵は進行方向に向かって窓側に座っていた。列車が走りだすと、猛烈に風が吹き込んでくる。雨季が始まり、あまり暑くはなくなってきていることもあり窓を閉める。
 すると、6人のうちの爺さんが「窓を開けろよ(推測)」とのたまう。少しだけ開けてやって、「OK?」と聞くと、例の分かりづらいジェスチャーが返ってくる。
 爺さんは納得したようなのに、息子らしき若造がわざわざ通路の向こうからやってきて、全開にしようとする。黙って見ているわけにはいかないので、オリエント伯爵は、勢いよく、「お前、なにすんねん」と言ってやる。本当に、偉そうなヤツらだ。

 使用人が言うには、オリエント伯爵が座っているシートも含めて、ウエイティングに成功したという。1つだけシートが離れているので、オリエント伯爵に替わってくれないかとも言ってくる。
 いちおう、替わって欲しいというシートを見てみると、普通に乗客が座っている。それ以前に、リストを確認した際、このコンパートメントには、始発であるプリーからはオリエント伯爵と同じ宿だった方の2人しか乗らないことになっていた。残りのシートも、後の駅から乗ってくる人の名前が書かれていた。つまり、使用人の言っていることは、無茶苦茶なのである。
 チケット・チェッカーに確認もしていないとのことなので、早くしたほうが良いよなんて言っていると、都合のいいことにチケット・チェッカーがやって来た。オリエント伯爵のチケットは、もちろん問題なし。偉そうな6人のチケットは、もちろん問題あり。ウエイティングなんて成功してないよ!!!
 こうして、偉そうなインド人たちは去っていった。偉そうなままに…当然に、詫びの言葉1つ残さずに…。おまえたち、本当に、くたばってしまえ〜!!!!!
 

 
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