世界旅HOME   南アジア   インド   2012年6月  
 
ハンピ→ホスペット→
グンタカル
→[車内]…チェンナイ
グンタカル
…[車内]→チェンナイ
→マハーバリプラム
→チェンナイ
チェンナイ→[車内]
…ブヴァネーシュヴァル
 

 

海岸寺院

被写体ではなく
構図で勝負してみた

ポツンと
この建造物があるだけ



ファイブ・ラタ

ならば次の建造物こそ
と思ったのだけれど
五十歩百歩

ガイドブックによると
1つの花崗岩から
彫り出したようだ

“傑作”には
ウンチクは必要ないんだよ



いつも興味がない
ビーチの方が気になるほど
興味のない
世界遺産だった
 列車は、ほぼ定刻にチェンナイ駅に到着。この列車、なかなか時間に正確なようだ。本当は、少し遅れてくれるとありがたかったんだけどね(笑)!
 まだ外は暗いので、待合室でボケ〜っと待つことにする。空が明るくなってきたので、宿探しに出かける。チェンナイの客引きは、予想以上にしつこかった。でも、いくらしつこくても困ることはない。強く、大きく、「NO!」と言えば、50%の確率でいなくなる。それでもしつこい場合は、強く、大きく、「NOと言ってるだろ。理解できるかい?」と言えばほぼ大丈夫。それでもしつこい場合は、最終手段として殺気を発するしかないですね〜。ちなみに、丁寧に説明するのは逆効果。

 無事、空いている宿を見つけてチェック・イン。午前中のうちに、マハーバリプラムの街へ向かう。この街には、オリエント伯爵基準の世界遺産があるのだ。
 チェンナイのセントラル駅から、バス・ステーション(CMBT)にバスで向かう。噂どおりに、なかなかの渋滞である。ということは、イコール都会だということでもある。そう、チェンナイはインドでも屈指の大都会なのだ。
 CMBTからマハーバリプラムまでのバスは、なんと、AC車だった!!!これも、大都会のなせる技なのか???快適な移動は、昨晩、ほとんど眠っていなかったこともあり、快適な睡眠の時間となったのは言うまでもない…。

 渋滞で2時間以上かかった他は、問題なくマハーバリプラムに到着した。観光地としての「マハーバリプラムの建造物群」の評価は、「★☆☆☆☆」である…。この世界遺産は、マズいでしょ…。
 世界遺産は観光地ではないんですよ。特に、文化遺産は、その背景なんかを理解していないと価値が分からないんですよ。そんなことは、分かっているんですよ。だからこそ、カテゴリーを絞ってるんですよ。

 例えば、日本には「古都京都の文化財」という世界遺産がある。カテゴリーは、「2 ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの」と、「4 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例」である。
 ある日本語訳によれば、「2」については、「京都は8世紀から17世紀の間、宗教・非宗教建築と庭園設計の進化にとって主要中心地であった。そのように、京都は日本の文化的伝統の創出において決定的な役割を果たし、特に庭園の場合において、それは19世紀以降世界の他の地域において意義深い影響を与えた」となっいる。同様に、「4」については、「京都の現存文化財における建築と庭園設計の集積は前近代における日本の物質文化のこの側面に関する最高の表現である」となっている。
 このような文章を読むまでもなく、日本人ならば、ある程度の日本文化に対する素地がなければ、登録されている京都の文化財を見ても大きなインパクトを得ることはないことが分かるであろう。
 また、カテゴリー「1 人類の創造的才能を表現する傑作」の世界遺産である「姫路城」と比較してみれば、よりはっきりするかもしれない。日本文化を知らない外国人が見ても、姫路城の美しさは感じとることができる。もちろんも日本文化を少しでも知っていれば、より深いインパクトを得ることができるは言うまでもないけれど。

 「マハーバリプラムの建造物群」は、京都の文化財と違い、「人類の創造的才能を表現する傑作」とされているのだ。理解に苦しむ…。“傑作”でなければならんのですよ…。
 それにしても、インドの世界遺産のレベルの低さには、呆れ返るばかりである。イメージでは、観光立国も可能なほどの力を秘めていると思っていたのだけれど…。お隣の大国である中国と比べると、貧弱さが浮き彫りとなる。もちろん、観光地は世界遺産だけでないのは当然なのだけれど、それは、どこの国でも一緒。インドよ、オリエント伯爵とは、とことん気が合わないようだな〜。
 

 
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