
山肌にへばりつく家々

丘陵地へと移り変わり

ゆったりとした棚田に

平原に |
今日は、ソウラハに向かう日。昨日の夜は、夜中すぎまで欧米人が騒いでいた。静かな宿だったのに…欧米人が集まると、結局こうなってしまう…。欧米人のモラルが驚くほど低いことを知ったのも、この旅に出た収穫の1つ。 ソウラハには、ツーリスト・バスで向かう。ツーリスト・バスという名前なのだけれど、乗客のほとんどが、ツーリストではないネパール人だった。ツーリスト・バスには、ローカル・バスよりも高級という意味もあるのだろう。それに加えて、ストライキのためにローカル・バスが運休していることも考えられる。
驚くほど順調に、バスは走る。出発だって、10分くらいしか遅れなかった(南アジアですから!すごいことですから!)。カトマンズの街を抜けると、山肌を縫って道が造られている。反対側は川なので、落ちた時には“痛い”では済まない…。 実際に、ネパールでは、バスが転落することが珍しくないようだ。先日も、カトマンズ〜ポカラという、旅人にとってのメインルートでバスが転落したようだ。ちなみに、数日前は、飛行機も堕ちたそうだ。 山岳地帯から丘陵地帯へとバスは走っていく。いきなり景色が変わるわけではないけれど、徐々に、谷が浅くなり視野が開けることが多くなっていく。棚田(ライス・テーブル)のテーブルの面積が大きくなり、棚の段差も低くなっていく。素晴らしい景色が続く。 バスはタライ地方と呼ばれる平原部にたどり着く。ここまで来ると、カトマンズ周辺との景色の違いは明らかである。そして、気温が確実に上がっていることも分かるようになる。「暑いぃぃぃ〜」。東南アジア以来の感覚が戻ってくる。
平原部にたどり着く寸前に、バスのカーテンを閉めるように、バスのスタッフから指示があった(ようだ)。隣のお兄ちゃんに聞いてみると、ストライキなのにネパール人が移動しているのが分かると、厄介なことになる可能性があるからだという。う〜ん、オリエント伯爵には、バレバレのように思えるのだけれどなぁ…。お茶目なネパール人!!! ツーリストがほとんどいないツーリスト・バスなので、目的地に着くまでに多くの乗客が降りていく。車内が広く使えるので、オリエント伯爵に文句があるはずもない!!!
ついに、目的地であるソウラハに到着。バスの到着とともに、群がってくる客引きたち。今回、オリエント伯爵はツアー客なので、冷静に状況を見守ることができた。う〜ん、正直言って、興味深い。 押してばかりでも、引いてばかりでも、結果はついてこない。相手とのタイミングを見計らって、「ここっ」という時に、グッと行かなければならないようだ。男女の機微にも似てますね〜!!!
宿に到着すると、「バウチャーは?」と聞かれる。そうだよね。オリエント伯爵も気になってたんだけどね。「なんにも持ってないから電話してみて」と言うと、話は通じたようだ。早く到着したからなのか、セットされていないはずの昼食までご馳走になった。食後に部屋に通されて、なにも記入していない(名前さえ)けれど、きっとチェック・イン…いいのかな〜いいんだよな〜だって、南アジアだもん!!!
夕方になって、サンセットを見に行こうとスタッフに誘われて出かける。でも、曇っていて見えない…。その場所自体も、正直、のんびりとした時間を過ごせる場所とも思えない。「興味ないから、宿に戻るね」と言って宿に戻る。 途中で、Shiiさんと出会う。Shiiさんとオリエント伯爵の宿までテクテクと歩く。Shiiさんはツアーではなく、個人での移動を選択。話を聞いてみると、ツアーではなく個人できた方が、ずっっっっっ〜と良いようである。選択を誤ったことを認識するオリエント伯爵であった。 スコールの予感を生々しく感じる天気になったので、Shiiさんは自分の宿に戻る。少しすると風が強烈に吹き荒れ、もう少しすると雨が強烈に降り始める。宿のスタッフに聞いてみると、こんなに激しいのは今年になって初めててだそうだ。雨季の到来かな?
晩飯は予想以上に美味かった。ただし、宿のレストラン(?)に向かう途中で右足首を痛めてしまった。無理をすると酷くなりそうなので、安静第一で夜を過ごす。
気がつくと、スコールは止んだようだ。今年最初だからだろうか、長い時間降り続いていた。でも、そのおかげで、暑かった部屋も涼しくなった。久しぶりの1人部屋。今日は、よく眠れそうだ。 |