世界旅HOME   南アジア   チベット   2012年5月  
 
ラサ ラサ→ギャンツェ
→シガツェ
シガツェ
→エベレストBC
 

 

ラサ平措康桑国際青年旅舎



ラサを出てすぐは平坦な道


ヤムドク湖


カローラ峠の氷河



パンコル・チューデ



タルシンポ寺



宿のチベット人女性と
 朝起きると快適な目覚め。どうやら、高山病は大丈夫のようだ。と、3日連続で同じ書き出し…。もちろん、腹筋運動をして、サングラスを着用して、帽子となる手拭いもバッグに装着。
 待ち合わせの時間に宿を出ると、ガイドのギャサンさんが既に待っていた。やはり、素晴らしいガイドである(時間に正確なことを当然と思ってはいけない…)。しかし、いつまで待っても車がこない。
 今日はシガツェの公安で、エベレスト・ベース・キャンプに行くためのパーミットを取る必要があるとのことだった。シガツェの公安が閉まってしまうと厄介なことになる。ギャサンさんがドライバーと連絡を取ったところによると、路駐の車がいて動けないとのこと。

 ギャサンさんが悪いわけではないのだけれど(それどころか優秀なガイドだと思う)、だからといって、「そりゃ、仕方がない。シガツェの公安が閉まっていたら、もう1泊しましょうね」と言うわけにはいかない。追加料金も発生するし、時間だって余計にかかる。
 ここはしっかりと、「彼の仕事なんだから、なんとかするべきだ」ということをギャサンさんに伝える。結果として、シガツェで連泊することになるかもしれない。しかし、それとこれとは、別な話なのである。
 旅に出て4ヶ月が過ぎて思うのだけれど、日本人には、このあたりの感覚が伝わりづらいようだ。日本的感覚では、相手側が約束(契約)を履行するのは当然であり、履行のためのはたらきかけは失礼にあたる。しかし、世界には、相手側が約束(契約)を履行しないことがよくある国がたくさんある(というか、今まで巡ってきた国はよくあった)。
 だからこそ、約束(契約)を履行しなかった時に文句を言うのではなく、約束(契約)を履行させるようにはたらきかけることが大切になる。日本的感覚をもち続けていると、“後の祭り”を繰り返すことになるのである。
 こちらからも十分にはたらきかけて、結果、約束(契約)が履行されなかった時に、「出来事を楽しむ」精神を発揮すればいいのである。オリエント伯爵の考え方、分かってもらえるかな〜。この考え方は、宿でのクレームでも一緒である。

 この時のギャサンさんの行動は、ガイドとして素晴らしいものであった。チームの4人が朝食を食べていないことを知ると、行きつけの食堂に案内しご馳走してくれた。
 車がやって来るまでの時間を使うことができるし、チームの4人にも感謝の気持がわき上がる。なにより、旅人を不快にさせないという根本を押さえているところが素晴らしい。
 結局、車は1時間以上遅れて到着。ギャサンさんに確認すると、大丈夫とのこと。ついに、チーム4人は、ラサを後にすることになった。

 ラサを出発してしばらくは、快適な旅が続く。車に乗っているだけなので、快適なのは当然のことなのだけれど…。やがて、高度が上がっていき、ヤムドク湖に到着。曇っていたのが残念だったものの、十分に美しさを感じることができた。
 再び車は高度を上げ、本日の最高地点であるカローラ峠に到着。標高は5000mを超えている。カローラ峠からは氷河を見ることができた。高山病の症状は問題ないようだ!!!

 車はギャンツェに向かう。チベットでは、ラサ・シガツェ・ギャンツェの3都市が歴史的に重要な街とされている。ギャンツェでは、パンコル・チューデを観光。ただし、内部には入らなかったので、入場料はかからなかった。
 続いて、ギャンツェからシガツェに向かう。ギャサンさんはシガツェの公安で下車。どうやら、クローズする前に到着できたようである。ギャサンさんがいなくなったので、タルシンポ寺の観光はチーム4人だけで行う。
 ギャサンさんの知っている宿にチェック・イン。夕食は、宿の近くの食堂で済ます。今日は、夜に再度出かける予定があるのだ。なんと、ギャサンさんから、チベット伝統音楽が見れて、更にディスコをミックスしたような場所に行かないかと誘われているのである。

 日が暮れた22:00、ギャサンさんに連れられてチーム4人は夜の街に出かける。チベット伝統舞踊を見たり、生歌にあわせて踊ったり(オリエント伯爵は踊るのは苦手なんだけどね…)と楽しい時間を過ごす。なぜか分からないけれど縄跳び大会が行われ(日本人としては不思議な感覚!)、なんとEkkaさんが優勝!!!
 タップリと、“飲んで・喋って・笑った”時間だった。ギャサンさん、完全に酔っ払ってしまった(笑)!!!チベット語も中国語も分からないチーム4人。なんとか話せる英語は、シガツェではほとんど通じない。時間は夜中過ぎ。それでも、悲壮感はゼロのチーム4人。
 それにしても、標高4000m近い街で、タップリ飲んで、タップリと踊って、煙草も吸って…う〜ん、高山病の権威の方が聞いたら怒り出しそうな行動だな…(笑)!!!
 最後には、寝ていたギャサンさんも起きて(起こした?)、ギャサンさんとチーム4人は、無事に宿に到着。久しぶりに、訪問国の方と深い時間を過ごしたオリエント伯爵だった!!!
 

 
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