世界旅HOME   東アジア   中国   2012年4月  
 
シーイェン→ウータンシャン
→シーイェン→[車内]
…チャンジャージエ
シーイェン…[車内]
→チャンジャージエ
チャンジャージエ
→ウーリンユエン
→チャンジャージエ
 

 

信じられないくらい
お世話になった
胡さん



素晴らしいステージだった


トラディショナルな集落
これもセットである
 シーイェンを30分ほど遅れて出発した列車は、チャンジャージエにも30分ほど遅れて到着した。チャンジャージエは、中国国内では有名な観光地ということで、黄金週間が重なればどうなるかといえば、人・人・人・人…。

 列車を降りると、降りる直前に少しだけ話をした中国の方が走ってきてプレゼントをくれた。この方、英語が話せたのだ。3度目の中国入国で身に見に染みることがある。雲南・四川・湖北・湖南の方々は信じられないくらいに親切である。
 プレゼントをくれた胡さんに、「何をしたいのか」と聞かれたので、素直に「まずは宿を探したい」と答えた。予算を聞かれたので100元と答えると、少し考えてから何処かに電話をかける。胡さん、宿の予約をしてくれた。しかも、80元の宿を見つけてくれた!!!
 この混雑時に宿探しが終了。覚悟していた出費も抑えられた。昨日、ブッキングの必要がないと言われていた高級ホテルは、230元というお値段だったのだ。

 胡さんは学生で、ここチャンジャージエがホームタウンで、黄金週間を利用して帰省したとのこと。久しぶりの家族団欒の時間を減らしてしまって申し訳ないと思っていると、「こっち、こっち」という感じで1台の車まで…。胡さんのお母さんの運転で、宿まで送ってもらった。
 宿に入っても、部屋まで案内してくれる。“信じられない”の掛け算である。果たして、何乗になるのだろう…。

 宿の方も親切で、ネットが繋がらないと言えば、IPアドレスを教えてくれる。ここから先は、自分の力量次第。教えてもらったIPアドレスは使えなかったけれど、それをヒントにネットにも接続できた!
 宿泊している方だって親切。なんとか査証の切り替えをしたいオリエント伯爵。公安局出入境管理処に行きたいとレセプションで話していると、バイクの後ろに乗せて連れていってくれる。でも、昼休みの時間だったので、公安局はクローズしていた。
 物売りのオバチャンだって負けていない。昼飯にとサツマイモを買うと、ぼったくるどころかサービスしてくれる。珍しく、胸焼けしてしまったけれど…。

 昼休みの時間も終わった頃に、公安局に再度出かける。まだクローズだった。何かおかしいと感じたので、宿に戻って中国の祝日を調べてみると、振替休日というやつらしい。黄金週間なんだから当たり前…。
 しかも、「今日が日曜日じゃなければ公安局に行くのにな〜」と思っていた4月1日は振替出勤日になっていた模様。シーイェンで査証の切り替えができたかもしれないのだ…。でも、そうすると胡さんとの出会いはなかったことになり、「出会いって紙一重だなあ〜」と呑気に思ったりしてみる。
 そういえば、昨日メールを送った今年度社会人2年目となる方の返信の最後には、「出会いは一瞬、出会えば一生」と書いてあった。彼らしい一言である。ちなみに、返信メールの行間からは、「そっと旅立つとは酷いじゃないか」という空気が濃厚に流れていた。事情があったとはいえ、本当に、すいませんでした…。

 胡さんからメールが来ていたので返信を書く。すると、今日の夜に友達とパフォーマンスを見に行くので、一緒に行きましょうとのお誘いがかかる。なんの予定もないので、もちろん快諾。
 またまた、胡さんのお母さんの運転する車で、胡さんと友人2人とオリエント伯爵でパフォーマンス会場へ向かう。車は山の中へと向かっていく。なんと、明日行く予定の世界遺産地区が会場とのこと。
 車を降りると、すごい数の人・人・人・人。オリエント伯爵にも、この雰囲気が日本語的な“パフォーマンス”ではないことは感じられる。思ったとおりに、いや、思った以上に完全な劇場であった。日本語的には“演劇鑑賞”である。
 しかも、胡さんの一族は土地の名士なのか一行はVIP待遇。並ぶこともなく、席も一般の方々とは違う場所。すごすぎる…。
 演劇は素晴らしかった。ストーリーは伝説を基にしたもので、有名な話のようである。旅の途中で、このような本格的な芸術にふれることができるとは予想だにしていなかった。

 演劇終了後、車に戻ると、バッテリー切れ…。どうやら、防犯装置がはたらき続けていたことが原因のようである。「のんびり救援を待つとしよう」と思っていると、演劇を観にきていた胡さんの叔母さんの車にオリエント伯爵だけ乗せてくれることに。
 オリエント伯爵のモノサシでは測ることが不可能なほどに、みなさん親切なのである。日本にいては、こうした中国人像は描けなかったのではないかと思う。「0と1とは、ぜんぜん違う」を強烈に実感している最近の旅である。
 

 
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