
タイプーサム
宿の前を通って行った

マスジット・ジャメ

スルタン・アブドゥル
・サマド・ビル
 クアラルンプール駅

煙りの中、空に登る獅子舞

その下は、こんな感じ… |
昨晩のこと…昼まで寝ていたので睡魔も訪れずレセプションにいたオリエント伯爵。マレーシア時間で夜の12時を過ぎたころ、クラクションと喧騒が外から聞こえる。外を見ると、パトカーと群集…。 なんだこれは???デモか???それにしては、レセプションの方々は平和な顔をしている…。そこで、いつものように聞いてみると、「タイプーサム」というヒンドゥー教の祭りであるようだ。どうやら、祭りの主会場となるヒンドゥー寺院まで歩いて行くらしい。
「タイプーサム」も気になるものの、クアラルンプールをブラブラしていなかったので、まずは近くを歩いてみる。 宿のあるところは中華街。しかし、すぐ隣はインド人街。と思えば、ミャンマーの言葉が書かれた看板がズラ〜ッと並ぶ通りがあり、交差点の向こうはイギリス植民地の名残を感じる古い建物が並ぶ。このように、クアラルンプールは民族・文化のルツボと言っていい街である。
宿から北西へ向かって歩くとモスクが見えてきた。マスジット・ジャメ(Masjid
Jamek)といい、クアラルンプール最古のモスクらしい。このモスクは敷地内に入ることができる。ただし、異教徒は建物の中に入ることはできないと書かれていた。 モスクから西に向かうと、ヨーロッパ調の建物が並び、その中央付近にスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(Sultan
Abdul Samad
Building)が見えてくる。イギリス領マラヤ時代に建てられたもので、重厚な建物である。
そこから南へ向かう。おなじみのエアメールと、ハートヤイで頼まれたミッションを遂行するために、郵便局へ行くためである。 本日は「タイプーサム」という祭りなので、前もってレセプションで祝日かどうかを聞いておいた。「祝日なので本日は郵便局は休み」という答えが返ってきた。実際に郵便局へ行ってみると、やはり休みであった。しかも、明日も休みだそうだ…。恐るべし、「タイプーサム」…。
午後になり、日差しがきつくなってきたので宿へと戻る。中華街に戻ってくると、なにやら祭りムードが漂っている。「ヒンドゥー教の祭りに中国系の人も乗っかっているのかな?」と思っていたら、今日は元宵節(日本でいう小正月:旧暦1月15日)でもあるようだ。郵便局が休みなのは、こちらの影響なのかもしれない。 中華街では、その後もずっっっと、獅子舞が舞い、龍が踊り、爆竹が轟いていた。正直、うるさい…。
夕方になったので、今度はクアラルンプール駅に行ってみる。この駅は中央駅の役割は“クアラルンプール・セントラル駅”に譲ったものの、今でも列車が停車する現役の駅である。駅舎は歴史を感じさせる白亜の大きな駅であった。 まだまだ、日差しは衰えていない。宿の方向に戻ってくると、爆竹の轟音が鳴り響いている…まだまだ、元宵節の勢いも衰えていない…。 ただでさえ狭い中華街の道は、両側から店が張り出している。その細くなった道を、多くの人が行き交っている。その途中で、獅子舞が舞ったりするとどうなるか?それを見ようとする人が足を止め大渋滞となる。それは、日本の帰省ラッシュ並の渋滞であり、回り道をして獅子舞のいない道を探すほうが賢明なのである。正直、邪魔くさい…。
気になったので、宿に戻って調べてみた。2月5日がムハンマド(イスラム教の開祖)誕生祭で祝日だったけれど日曜日だったので6日が振替休日。そして、7日が「タイプーサム」で祝日とのことであった。ちなみに、7日はマレーシア国内でも祝日の場所とそうでない場所がある。やはり、民族・文化のルツボである…。 |