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TAKEO GUEST HOUSE |
次の移動を寝台バスとしたので1日中空いたため、今日のミッションは、エアメールを出すことだけである。宿で地図をもらい、郵便局へ向かう。 旅から学んだ大切なことが1つ。旅先でもらったり、ガイドブックに掲載されている地図を信じてはいけない。微妙に場所がずれていることがよくある。 当然である。地図の専門家が作成したわけではないのだ。こうした地図は参考にするものである。実際に、地図を信じていては郵便局には着けなかった。通りの名前や、川や橋の位置、その他の建物の所在地を総合的に判断して、最後は“カン”に頼るしかない。 郵便局では、局員から価格を提示された時、「500リエル」と「500アメリカ・ドル」を勘違いし、大きな声を上げてしまうという失態を演じてしまったオリエント伯爵であった。通貨は統一しましょうよ…。何はともあれ、ミッションは達成された。
この宿、素敵な日本人の方々と出会うことができ、本当に有意義な時間を過ごせた。しかし、気になる点があった…。 この宿には、大きく分けて、“ボランティアチーム”と“旅人チーム”が宿泊していた。オリエント伯爵が宿泊を始めた日から、“旅人チーム”の人数が多くなった。“旅人チーム”は、個性が強いので主張はしっかりとするし、どこか自由である。 かくいうオリエント伯爵も、ベットを替えさせた。「明日もこんなことになったら、怒るからね!」と少々真剣な表情で付け加えもした。この話を聞いたオーナーは不満だったらしく、スタッフと口論になっていた…。対面ばかり気にしないで、宿の衛生状態の改善を第一に考えなさい!!! もう1つ。日本人スタッフにバスのチケットの手配をお願いすると、現地スタッフから「今は深夜のバスはない」との回答。あの〜、オリエント伯爵の出発前日に、深夜のバスで出発する人がいますけれど…。そのことを伝えると、やっとバス会社に電話をして、素知らぬ顔で「チケット、とれました」と回答。面倒くさがらずに、宿の経営状態の向上を第一に考えなさい!!! こんなことが誰にでも行われていれば、「それもカンボジアさ!」と言って終わる話である。しかし、“ボランティアチーム”に対しては、寛大ですらある。“旅人チーム”が施錠時間まで盛り上がっている時には、「もう終わりの時間です」と言う。“ボランティアチーム”が施錠時間後に話していてもノープロブレム。ウクレレまで弾いてましたけど…。
このような宿の対応によって、宿の評判が落ちて行くのは気にならない。気になるのは、“ボランティアチーム”の人たちの心である。 ボランティアをすることは素晴らしいことである。例え、先方の将来に結びつかない結果となったとしても、“何かをする”ということは素晴らしいとオリエント伯爵は思う。しかし、そのことと、ボランティアをすることが絶対的な上位価値だと思うことは違う。 ボランティアに参加しているのは、学生が主体と思われた。では、ボランティアをしている学生、旅をしている学生、アルバイトをしている学生、彼女とデートしている学生。ボランティアをしている学生が偉くて、他の学生はダメなのですか…。 まだ若い学生である。ボランティアをしている自負がある。それが、上位価値だと思い込みやすい。それに、“油を注いでいる”のが宿の対応である。
実際に、ボランティアをしていることが、旅をしていることより素晴らしいことであると説いているリーダー格の女性がいた。 実際に、携帯を充電したかったために、ドミトリーの大部屋にもかかわらず、自分のベットから遠く離れたコンセントのある位置で、朝早くからアラームを鳴らすムードメーカー役の男性がいた。 完全に、思い上がった言動である。この旅で初めて、日本人に対して悲しい思いをした。
いろいろなことがあった宿とも今日でお別れ。寝台バスの迎えが宿にやってきた。 |
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Produce by "Piccolo Posto a KAZUNO"
〜 鹿角の小さな場所 〜
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