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ヘルツェゴヴィナ

 
セルビア
  2013年2月  
 
サラエヴォ サラエヴォ→ベオグラード ベオグラード
 

 

Travellers Home Hostel
 朝の5時に起きて、5時半前には宿を出る。なんというスケジュールなんだろう…。バスTまでは徒歩で移動。ちなみに、サラエヴォのバスTは2つある。バスTが複数あることなど珍しくないのだけれど、この街のケースは珍しい。ボシュニャク人地区のバスTと、セルビア人地区のバスTが存在するのである。
 次の目的地は、セルビアのベオグラードなので、便数がたくさんあるのはセルビア人地区のバスTである。しかし、宿から近いのはボシュニャク人地区のバスT。それでも、徒歩で30分ほどかかるんだけど…。
 結局、セレクトしたのはボシュニャク人地区のバスT。便数が多いといっても、朝が早いことは変わりないし、なによりも遠いので…。

 バスTにかぎらず、この国は、どこかおかしい気がする。ほとんどの国から承認されていない国も訪れた。多民族が暮らす国も訪れた。どんな国でも、なんらかの一体感を感じることができた。しかし、この国からは一体感がまるで感じられない。
 例えば、ボシュニャク人地区にあった宿で、セルビア人地区のバスTまでの行き方を聞くと、「なぜ、そんなところに行くのか?」といった感じの反応が返ってくる。
 例えば、この国に入ったすぐの地域はクロアチア人が多く住む地域であったため、掲げられている旗は国旗ではなくクロアチア系の旗(あるいはクロアチアの国旗そのものかも…似ているので区別がつかなかった)だった。
 実は、そんな事情を知ったために、クロアチア人地区とセルビア人地区も訪れようかと思って、昨日の午前中いっぱいを使ってルート変更を考えてみたのだ。しかし、これらの地域へ行くための交通の便は、おそろしいほどに悪い。これも、一体感を感じられない理由の1つとなった。
 訪れることを断念したのは、交通の便が悪いことだけではない。クロアチア人地区もセルビア人地区も、独立したいというよりは、クロアチアやセルビアと一緒になりたいという思いが強いように感じたからである。であるならば、両地区を訪れなくても、クロアチアとセルビアを訪れれば雰囲気を味わうことはできると考えたのだ。
 この国から一体感を感じられない理由は、おそらく、他国によって“つくられた国”だからではないか。この国の成立には、どう考えても無理があったとしか思えない。ホントは一緒にいたくないけど、周りが怖いので一緒にいるといった感じだろうか…。

 バスTには10分前くらいに到着。チケットを購入して、バスに乗り込む。荷物代を徴収されると聞いていたけれど無料だった。このあたりは、乗務員の“さじ加減”ってヤツなのかな?でも、荷物代に残しておいた分はもう使えないので得をしたことにはならないんだけどね…。
 バスは6時に出発。少しずつ、明るくなるのが早くなってきた。30分も経つと、空が明るくなってくるのが分かる。明るくなってきた空の下、バスはボスニア・ヘルツェゴヴィナの山間の道を進んでいく。早起きの疲れから、気がつけば眠っていた。

 途中に1度休憩を挟んで、バスは国境に到着した。現地の“想い”よりも大国の“想い”を重視してつくられた国。そこには、国としての大切なモノが欠けているように思えた。そんなことに気づかせてくれたことに感謝しよう。「フゥワァラ=Thank you」!
 国境には川が流れている。川の手前で出国手続き。またしても、出国印が押されることはなかった。パスポートのページが減らなくて助かるんだけど、大丈夫なのなのかなあ〜?

 無事、ボスニア・ヘルツェゴヴィナを出国。

 川に架かる橋を通って対岸に渡る。入国手続。こちらでは、しっかりと入国印が押された。あたりまえのことに安心する。

 無事、セルビア共和国に入国。

 途中、雨まじりの天気となるものの、ベオグラードに到着したころには雨は止んでいた。ブダペストで出会ったKazuさんに教えてもらった宿へと向かう。でも、閉まっていた…(笑)。
 オフ・シーズンの宿では、時間帯によっては、管理人が不在になることはよくある。もう1つ調べていた宿に向かってみる。ここも反応なし。と思ったら、時間差でドアが開いた。
 どうもイマイチ感が漂う。料金も、ウェブの値段よりも高い。それを言うと、じゃあ下げるみたいな感じ。それでも、ウェブよりは高い。なんとなくイイ感じがしなかったので、ここの宿はパス!

 再び、最初に訪れた宿へと戻る。中からテレビの音が聞こえる。誰か中にいるらしい。で、ベルとノック、けっこうしつこく粘ってみる(笑)。すると、ドアが開いた。彼は従業員ではなくて滞在客とのこと。こんなことも、オフ・シーズンではよくある。
 従業員がくるまで、レセプション前で待つことにする。従業員がやってきて、値段交渉をして、滞在決定!!!ベオグラードでも、これといった目的はない。さあ、またまた、のんびりすることにしよう。
 

 
サラエヴォ サラエヴォ→ベオグラード ベオグラード
 

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〜 鹿角の小さな場所 〜

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