世界旅HOME   中央アジア   カザフスタン   2012年7月  
 
アルマトイ アルマトイ アルマトイ
 

 

セルゲイさん宅

ソビエト時代の
アパートメントらしい
周辺の建物と同じく
古さは感じない



流れている川は
小アルマトイ川と
呼ばれているらしい
昔はもっと綺麗だった
あんな建物もなかったと
セルゲイさんは言っていた
開発と保全
どこの国でも
同じ問題を抱えているようだ



ナザルバエフ公園
カザフスタン大統領の
名前を冠した公園
できて2年ほどらしい


この公園からの眺めは
本当に素晴らしい
あの山の向こうには
次の目的国が
存在しているのだ
 9:00ごろから朝の行動を開始する。セルゲイさんの家で遅めの朝食を食べて、またまた散歩に向かう。あまり興味のない観光地に連れて行かれるよりは、百倍嬉しいと感じるオリエント伯爵であった。
 向かった先は、現在のカザフスタン大統領である、ヌルスルタン・ナザルバエフ(Nursultan Nazarbayev)大統領の名前を冠した公園である。ちなみに、ナザルバエフ大統領はカザフスタンの終身大統領である。まあ、特別な大統領ということであろう…。そして、中央アジアには、こうした「特別な方」がいるのが普通である…。

 大統領のことはさておき、この公園からの眺めは素晴らしかった。アルマトイの南方にそびえる4000m級の山々に、手が届きそうである。ただし、手が届きそうなのと、実際に手が届くかは別の問題。42歳という年齢での旅は、驚くほど体力を衰えさせている。登山はもとより、トレッキングでさえ遠慮した方が良いのが実感として分かる…。
 セルゲイさんとは、相変わらず、英語と日本語をミックスした会話を続ける。明日、7月23日には、首都であるアスタナ(Astana)に面接に出かけるそうである。ロシアのサンクトペテルブルク大学を卒業し、フィリピンへの留学経験があるエリートなのにもかかわらず、就職には苦労しているようだ。

 一度、セルゲイさんのアパートメントに戻る。朝方に引き続き、ネットにPCを接続させてもらう。宿の近くのネット屋では、上りの速度が遅すぎてできなかったことをさせてもらう。次の目的地までの情報を、入手することもできた。
 結局、宿の戻って、再びチェック・インしたのは夕方。丸1日、セルゲイさんと一緒にいたことになる。セルゲイさんは、宿の前まで送ってくれた。宿の前で、最後の挨拶をして別れる。「秋には運転免許証を取得しているから、またアルマトイに戻ってくるといい」と言ってくれた。
 本当に、素晴らしい24時間だった。セルゲイさん、また、何時か何処かで再会しましょう!「ラフマット/スパシーバ=Thank You」!!!

 ここで使った「ラフマット」という言葉は、ウイグルで使っていた言葉と同じである。言語学が専門のセルゲイさんにちなんで、言語について少し記述してみる。
 カザフ語もウイグル語も、テュルク語グループに属している。また、テュルク語グループは、アルタイ語グループに属していると見ることができる。また、日本語もアルタイ語グループに属しているという学説もある。
 アルタイ語グループの各言語の関係を簡単に表にまとめると、以下のようになる。なお、日本語と韓国語/朝鮮語がアルタイ語グループに属するかについては諸説ある。また、アルタイ語グループそのものを否定する考え方もある。






ツングース諸語 満州語  
モンゴル諸語 モンゴル語  
テュルク諸語 トルコ語 (オグズ語群)
アゼル語
トルクメン語
カザフ語 (キプチャク語群)
キルギス語
ウズベク語 (チャガタイ語群)
ウイグル語

  日本語  
  韓国語/朝鮮語  
 言語学の見地から考えると、トルコ・アゼルバイジャン・トルクメニスタン・ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン・ウイグルという“帯”が形成されていることが分かる。

 興味深いのは、中央アジアに属するタジキスタン、カフカスに属するアルメニア・グルジアが含まれていないことである。タジキスタンとアルメニアで主に話されている言語はインド・ヨーロッパ語族、グルジアで主に話されている言語は南コーカサス語群に属している。
 ちなみに、南コーカサス語族は、インド・ヨーロッパ語族ともテュルク諸語とも類縁関係がみられない「言語島」となっている。また、インド・ヨーロッパ語族の言語には、英語・ドイツ語(ゲルマン語派)、イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語(イタリック語派)、ギリシャ語、ロシア語(スラブ語派)、ヒンディー語(インド語派)、ペルシア語(イラン語派)が含まれる。当然に、その使用地域は広大である。
 オリエント伯爵は、教育学という社会科学に属する学問が専門であり、教育という中での専門教科は、社会科学と直結している社会科である。だから、こんなふうに、言語を社会科学の中の言語学として考えると楽しいんだけれどなあ〜。しかしながら、それと言葉を話せることとは、別の問題なんだよな〜(笑)。
 

 
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