
マレー半島の夜明け

南国ムード100%

「The 中国系」といった感じ |
この列車はハットヤイが終着駅ではないので、近くのお兄ちゃんに「ハットヤイに着いたら教えてね」と頼んでおいた。ちなみに、姉御もオバチャンも家族連れも、既に列車を降りてしまっていた。ガラガラになった列車は、無事、ハットヤイに到着。もちろん、定刻は過ぎていたけれどね!
ハットヤイは、数年前にイスラム勢力がテロを起こしたこともある街らしい(相変わらずの情報力…でもね、今は安全だということは、きちんと調べているんですよ!)。ちなみに、外務省の渡航情報では、「渡航の是非を検討してください」となっている。しかし、そのような物騒な雰囲気はなく(調べたとおりで安心!)、思っていた以上の都会であった。
宿を探していると、トゥクトゥクのドライバーが、自分の車に乗せようともせず、「あっちだよ〜歩いていけるよ〜」と普通に教えてくれる。これは、今までなかった景色だ!う〜ん、この街、気に入った!!!相変わらず単純なオリエント伯爵である…。 親切なオッチャン(フリーの案内人らしい)がいて、宿探しを手伝ってもらうも、シングルはフルだった。そうなると価格が高すぎるので、違う宿を探す。またまた、ドミトリー(大部屋のこと:オリエント伯爵は苦にはならない!)である。宿が決まりチェックイン。 外に出ていたイングランドの方が部屋に戻ってきて話をする。中国にも行っていたことを話すと、「日本人と中国人ではケンカにならないのか?」と質問された。オリエント伯爵が出会った中国の方は親切だったことを話し、「きっと、イングランドとアルゼンチンみたいな関係ですよ。ワールドカップでもベッカムがね〜」なんて話をしていた。オリエント伯爵の語学力でも、これぐらいは話ができるんだよ! すると、外に出ていたもう1人の方が戻ってくる。なんと、アルゼンチンの方だった…うそ!!!!!で、3人で、大爆笑となる!このアルゼンチンの方は、今日、シンガポールへ出発するようだ。オリエント伯爵も南下することを知ると、「こんな街なんもないぜ!一緒にクアラルンプールまで行こうよ!」と誘ってくれる。でも、2泊、することにしたので…。
それでも、アルゼンチンの方は「どこがいいんだよ〜」と聞いてくる。困ったオリエント伯爵が「飯とか美味そうだし」と答えると、イングランドの方が、「タイは蝿が飛び回っているから嫌だ」と言う。どうやら、不衛生なイメージも手伝って嘔吐・下痢の症状に苦しめられたようだ。しかも、飲んだ薬が中国製(コピーだったようだ)で、症状は酷くなり病院に行ったそうだ…。
そんな話にもめげずに、晩飯を食いに出かけるオリエント伯爵。この街は国境に近いのでマレーシアの影響が大きいらしく、マレーシアに多い華僑(簡単に言えば中国系)の勢力が強く、ローカルフードとはいえ中国系の店が多い。そこで、偶然に宿探しを手伝ってくれた方に出会う。彼にそんな店の中の1軒を紹介される。 そんな中、マレーシア行きのチケットの話になり1軒の旅行代理店に案内される。でも、安くないじゃん…。そう話をすると、急にご機嫌斜めになる…。おいおい、分り易すぎじゃないか…。挙句の果てに、「君の行きたいスリランカは、日本語も中国語(←なぜ中国語?)も通じないよ。君にとっては難しいだろうよ」と言い出す始末…。「英語ができる=インテリ」という図式をもったオッチャン。昔、日本もそんな時代がありましたよ!まあ、これぐらいのことで怒っても仕方が無いので、「すべての国が難しいさ!」と答えておいたオリエント伯爵でした(←事実だしね!)。
オッチャンは、オリエント伯爵の旅がタイから始まったと思い込んでいる。でもね、オッチャンの想像を超えて、語学力が足りないからこその工夫をして今があるんだよ。オッチャン、「無知の知」って知ってるかな?ギリシャは苦手かな? 英語ができないから行けないの?じゃあ、いつ行けるの?NOVAに通ってからなの?英語ができないなら、それなりの旅をすればいいじゃない。語学力の不足を、違う方法で補えばいいじゃない。限界はあるけれど、それは仕方がないじゃない。オッチャン、壁を越える方法は、何通りもあるんだよ!越えられなかった時に、諦めればいいじゃない!越える前から諦めてたら、なんにも始まらないよ!!!
態度の豹変はアリとしても、自分が英語ができる(副業で英語を教えているらしい)という優越意識には、嫌悪感すら抱いてしまったオリエント伯爵。この旅で出会った英語ができる日本人からは、かけらも感じなかった嫌悪感(反対に、羨望の眼差しで見てましたけれど…)。 国を含めて1つの集団が発展するということは、いろいろな価値観がフリーになっていくことも大切なのかなと感じた一幕。もちろん、語学力は大切なのは身にしみて分かってますけれど…。
でも、街をまわっても、紹介された店が一番良い感じ。だから、節操無く入店(といっても、扉もない店だけどね!)。しかし、英語ができるオッチャンと話していた店のオッチャンは、英語がほとんどできなかった…。コントかい!!! そこに現れたオバチャンは、英語のできる方。ちゃんと、意思疎通ができたとさ!それくらいは、オリエント伯爵だって話せるんだよ! 会計の時も「払ったのか」と文句を言うオッチャン。「払ったよ」と言っても通じない…。だから、オッチャン、英語をができるオッチャンに何を言われたかは知らないけれど、オッチャンよりはオリエント伯爵の方が英語が分かるんだって…梯子を登り過ぎだって…。当然に、店の人から「この人は払ってるよ」と言われてましたけど…。 ちょっとだけキツメ(オリエント伯爵、普段は笑顔ですよ!若いころとは違いますよ!)に「だから、払ったって言ってるんだろ。俺の言ってること分かるかい。」と言ったら、急に愛想笑い…。オッチャン、そういうの止めようよ。欧米人に対する、昔の日本人の対応を見ているようだったよ………。
宿に戻って、日本人がいるらしいので声をかけよう(こうした行動が語学力の不足を補っているのかな?)と思って部屋の前まで行くと、ちょうど戻ってきたところ。お疲れのところを申し訳なく思いながらも、いろいろな話を聞く。昔は船乗りをしていたこともあるという神戸出身の方の話は、当然のごとく興味深い。
そこで、シェムリアップの日本人宿の話になる。この方は、オリエント伯爵の前に滞在していたようだ。やはり、ボランティアの一行が思い上がっている(新興宗教という表現をされていた)と言っていた。 折角の行為が残念な結果になっている。ボランティアに参加している誰かが気づかなければと思うけれど、そうならないのが“新興宗教”なのかな…。 お名前も聞けませんでしたけれど、ビール、ご馳走になってしまいました。またまた、「コップンカップ=Thank
you」です。 |