オリエント伯爵の世界旅
Around the World by OrientEarl

 ホームオリエント伯爵の世界旅2011年12月

ソウル→インチョン(仁川)→[船内]…イェンタイ(煙台)

 昨日、ミッションを2つ失敗している。その1つ目が、葉書を購入して、日本に送ることである。2年間も住んだことのある国での“体たらく”…情けない限りである。
 ゲストハウスの方曰く、地下に文房具店があるとのこと。“灯台下暗し”とはこのことである。しかし、ゲストハウスの方曰く、もしかすると売ってないかもとのこと。これも、“灯台下暗し”だろうか?
 結果、売ってませんでした…。
  
HONGDAE GUESTHOUTH

 歩いていると本屋を発見。これは、もしかして…クリスマスカードならありました…。
 韓国で葉書を購入することの限界を悟ったオリエント伯爵は、可愛らしいクリスマスカードを購入することにしたとさ…。

 一応、ミッション達成!!?

 こんなことをしているうちに、インチョンへ向かう時間となっていた。よし、ずっ~と失敗しているミッション、中国行きのチケットをゲットしよう!!!
 本日、最大のミッションである…というか、このミッションが失敗すると、韓国を出られない…。まさに、“背水の陣”で臨むインチョン行きである。

 行き方の予習は、ばっちりである。

 地下鉄を1号線に乗り換える。順調にすすむ列車!そう、ソウルの地下鉄1号線の前身は、一般鉄道なのである(たぶん…)。数駅での乗降を繰り返した後、オリエント伯爵は気がついた。

 「あれ、今の韓国語、なんか、おかしい…」

 列車内の電光掲示を見ていると、行き先に“インチョン”と書いていなかった気がする…。やっぱり、書いてない…。他の乗客に聞いてみると「インチョンには行かないよっ!」との返事…。

 ハイ、乗り間違えました!!!

 前身が一般鉄道なので、ソウルの地下鉄1号線は、途中で分岐したり行き先が違ってたり複雑だったんだ!!!

 今、思い出した!!!

 そして、なんのための予習だったんだ…。

 無事、分岐駅まで引き返し、再度、インチョンを目指す。やっとのことで、釜山港1国際旅客ターミナルへと到着。
 チケットカウンターに行き、パスポートを見せると、「あ~ぁ、あの人ですか」といった感じの対応。予約できていたか、予約できていなかったかは、謎のままだったものの、いろいろあったおかげで、カウンターの方の印象には残っていたようで問題なくチケットをゲットすることができた。よかった~!!!

 フェリーは4人部屋が満室で2人部屋に。外国人だからだろうか、1人で独占となった。でも、中国の情報、なにも得られない…。
  

 

 食事時間となったので、食堂スペースへ…すごい。これが、中国パワーなのか…。人の喧騒の渦である。従業員にどうしたらいいのか聞いてみると…英語でも韓国語でもダメ…。まあ、後で来てみるか!とりあえず、青島ビールでも買ってみると…ぬるい。
 
 どうやら、オリエント伯爵は、一歩ずつ、一歩ずつ、中国に近づいているようだ。日本や韓国での“あたりまえ”が、通用しなくなってきていた。
 時間差で、食堂スペースに行くと、うってかわって、ガラガラ…。これも中国なのか…。“そんなに急いでどこへ行くの?”

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